あなたの健康を見守る
テクノロジー

健康状態をいつでも、どこでも正確に把握できれば、病気を早期に発見できるかもしれません。ウェアラブルデバイスの中で重要な機能を担うIMU(慣性計測装置)は、人の動きを高い精度で検出・追跡し、生体情報の計測をサポートします。さらに、ネットワークにつながることで、あなたの主治医がいつもそばで見守ることも可能です。

ウェアラブルデバイスに搭載されたセンサが、移動距離や心拍数などの情報を測定。遠隔でモニタリングすることで健康状態の変化をいち早く知ることができます。
TDKのIMU(慣性計測装置)は、加速度センサとジャイロスコープを組み合わせたセンサユニット。人の動きや回転、傾きなどを正確に検出することで活動量を計測します。
TDK Technologies

人の健康を見守るセンシングの可能性

InvenSense
MEMS BG
Stephane Poste

InvenSense
MEMS BG
Florence Gris

TDKのIMU(Inertial Measurement Unit:慣性計測装置)は、加速度センサ、ジャイロスコープ、そして磁気センサといった、異なる3つの3軸センサを組み合わせた装置です。

IMUは、人体に関するさまざまな情報を取得できます。例えば、IMUを装着した人の動きが普段と異なる場合や、体調の急激な変化転倒などを自動で検知できるような、医師向けの遠隔監視システムの構築に役立つと期待されています。

また、健康管理用のデバイス以外にも、企業が従業員の疲労やストレスを把握する用途においてもIMUの活用が期待されています。さらに、長距離バスの運転手がハンドルを握る前の状態を知ることで、交通事故の防止にもつながるかもしれません。

今後、センサを活用したさまざまなソリューションが幅広い分野で展開されていくことでしょう。

Megatrends

データとテクノロジーの
活用が、医療/ヘルスケア
分野にイノベーションを
もたらす

医療技術の進化により、人類の平均寿命は大幅に伸びています。これからは、QOL(生活の質)を維持し、日常生活に制限のない健康寿命をできるだけ伸ばすことが課題となっています。また、IoTやAI、ビッグデータ、ロボティクスなどを活用した第4次産業革命(industry4.0)の流れは、医療やヘルスケアの分野にも急速に押し寄せています。

ウェアラブルデバイスによる日々の健康管理、インターネットを通じたオンライン診療、AIによる画像診断や新薬開発、手術支援ロボット、AR/VRを利用した医療サービス、個人に合わせたオーダーメード医療など、人生100年時代に向けた医療・ヘルスケアのイノベーションがますます進んでいきます。

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