第14戦では、ポルシェのパスカル・ウェーレイン選手がマシンを損傷して途中でリタイアとなり、ニコ・ミューラー選手も接触で順位を下げました。翌26日の第15戦では、雨に濡れた難しい路面で、ミューラー選手が7位、ウェーレイン選手が14位でフィニッシュしました。
ポルシェチームやポルシェ製パワートレインを搭載するカスタマーチームのアンドレッティやクプラ・キロがポイントを重ねた結果、東京E-Prix終了時点で、ポルシェがフォーミュラEのマニュファクチャラーズ世界チャンピオンを獲得しました。TDKがテクノロジーパートナーとして支援するポルシェにとって、今回のタイトル獲得は、電動モビリティ分野における技術力と競争力が世界最高レベルであることを示す成果と言えます。
レースに合わせてさまざまな関連イベントを開催
TDKは「2026 TDK Tokyo E-prix」に合わせて、東京都内や会場周辺でさまざまな関連イベントを開催しました。フォーミュラEは「電動化を通じた持続可能な社会への移行」を掲げており、今大会はゼロエミッションビークル(ZEV)の普及や持続可能な都市づくりについて理解を深め、未来のモビリティについて考えるきっかけとなりました。
これらのイベントを通じてTDKは、モビリティの進化を内側から支える技術に加え、環境負荷の低減、社会的インパクトの創出、未来を担う人材育成に向けた取り組みを発信しました。
・TDK Mobility Impact Forum 2026
7月22日(水)には、学生やTDK従業員を対象としたトークイベント「TDK Mobility Impact Forum 2026」を渋谷で開催しました。
本フォーラムは、サステナビリティを経営、技術、社会課題の接点から捉えて議論する場として開催され、フォーミュラEのサステナビリティ担当副社長、ジュリア・パレ氏や早稲田大学大学院の池上重輔教授、TDKの戦略本部長である生嶋太郎執行役員が登壇。未来社会に求められるモビリティや、最先端のEV技術とサステナビリティについて意見を交わしました。
・Behind the Scenes Tour
レース前日の24日(金)には、100名の学生を対象に、Tokyo E-Prix会場の舞台裏を見学する「Behind the Scenes Tour」を実施しました。
参加者は、TDKのCHROを務めるアンドレアス・ケラー専務執行役員とのキャリアトークに参加した後、レーシングマシンの整備が行われるピットレーンを見て歩き、ポルシェフォーミュラEチームのガレージで担当者から、TDKとの技術提携やレースなどに関する説明を受けました。また、フォーミュラEの国際映像制作の現場も見学しました。
・Change. Accelerated. Live.
同じく24日(金)には、フォーミュラEが主催し、TDKが公式パートナーを務めるフォーラム「Change. Accelerated. Live. Tokyo」も開催され、モビリティやエネルギー分野の専門家たちによる多彩な議論が繰り広げられました。
TDKの齋藤昇社長もパネルディスカッションの一つに登壇し、NTTドコモビジネスの塚本広樹氏、モータースポーツジャーナリスト谷川潔氏と「Where We Stand: Enabling the Next Era of AI-Driven Mobility(自動運転の現在地:AI主導による次世代モビリティの社会実装)」をテーマに議論を交わしました。
・Fan Villageに共同ブースを出展
大会期間中の25日(土)、26日(日)には、東京ビッグサイト内に、フォーミュラEの世界観を体験できるゲーミングアリーナやさまざまなブースが並んだ「Fan Village」がオープンしました。
TDKは、ポルシェモータースポーツ、Henkel社と共同でブースを出展。ポルシェ99Xエレクトリックやドライブシミュレーター、TDKの技術を学べるゲームやAR体験コンテンツなどを展示。ブースには多くの来場者が訪れ、「TDK in Mobility」の取り組みを発信する場となりました。

