2026 TDK Tokyo E-prixで体感する、
モビリティの進化と未来。
TDKは次世代のモビリティ社会に向けて、技術の進化をさらに加速させます。この取り組みは、世界最高峰の電動モータースポーツ「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」への協賛や、レーシングチーム「ポルシェモータースポーツ」とのテクノロジー・パートナーシップによって支えられています。この記事では、フォーミュラEが追求する「スピード」と「サステナビリティ」の融合から生まれた技術革新、そして2026年7月に東京で開催される「2026 TDK Tokyo E-Prix」を通じて、TDKが描くモビリティの未来についてご紹介します。
目次
記事のポイント
- TDKは、2026年7月25日・26日開催の「2026 TDK Tokyo E-Prix」へのスポンサードを通じて、次世代モビリティの可能性を世界へ発信します。
- TDKは、ポルシェとの技術パートナーシップを結び、ブランディングにとどまらず、次世代レース車両の共同開発およびレースで得たデータを量産車向けソリューションの開発に応用する共同開発を推進します。
- ポルシェ・フォーミュラEチームのレースカーを支えるため、TDKはインバータ等のマシンの心臓部にMLCCやセンサなどの主要部品を提供し、性能と信頼性を極限まで高めます。
モビリティの進化を支えるTDKの電子部品
TDKはこれまで、自動車をはじめモビリティに関する独自の製品・技術を通じて、モビリティ社会の発展に貢献してきました。特に、近年の電動化(xEV)や自動運転技術(ADAS)が急速に普及するなか、電圧や信号を安定させるコンデンサをはじめ、電流を整えるパワーインダクタ、車内外の状況を正確にモニタリングするためのセンサなど、次世代モビリティに欠かせないさまざまなソリューションを提供しています。また、TDKの主力製品のひとつであるMLCC(積層セラミックコンデンサ)は、電気自動車1台あたり約1万個が使用されています。
また、モビリティの分野は近年のAIの進化とともに成長する「AIエコシステム」の中核をなすものであり、これからの持続可能な社会に欠かせない存在と考えています。TDKが掲げるブランド・タグライン「In Everything, Better」には、私たちのテクノロジーを通じて、世の中のあらゆるものを、より高性能に、よりスマートに変革していくという想いが込められています。
モビリティの未来を拓く「フォーミュラE」とは
その想いを形にする舞台となるのが、電気自動車(EV)の最高峰「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」です。フォーミュラEのサーキットは、順位を競うだけの場ではなく、世界をリードする自動車メーカーが、スピード、燃費、軽量化、安全性などの進化を追求する「走る実験室」として機能しています。1/100秒のラップタイムを縮めるために、グラム単位の軽量化や極限の効率性を追求するなかで磨かれたEVのテクノロジーは、将来のモビリティの姿を定義することになるでしょう。
TDKは、フォーミュラEが取り組む、「未来の自動車に対する変革を試行し、人類の持続可能な発展を加速する」という考えに賛同し、2026年7月に開催される東京大会のタイトルパートナーを務めることを決定しました。
TDK株式会社の齋藤昇CEOはフォーミュラEへの協賛について次のように語ります。「TDKは、電動化や自動運転技術を通じてモビリティ産業の変革を内側から支えることで、よりスマートで安全な社会の実現を目指しています。フォーミュラEの掲げるビジョンに深く共感しており、TDKが本社を置く東京大会のタイトルパートナーを務めることに大きな誇りを感じています」。
また、フォーミュラEの共同創設者でチーフ・チャンピオンシップ・オフィサーのAlberto Longo氏は、「TDKのパートナー参画を心から歓迎します。技術による社会変革という両社の共通した使命だけでなく、工学系の学生への支援なども含めた今回のパートナーシップは、業界の未来に持続的な遺産となるでしょう」と期待を寄せています。
ポルシェモータースポーツとのパートナーシップの意義
また、TDKは2025年10月、「ポルシェモータースポーツ」とテクノロジー・パートナーシップを締結しました。今シーズンの開幕から「ポルシェ・フォーミュラEチーム」および「ポルシェ・コアンダ・eスポーツ・レーシングチーム」のパートナーとして、共にシーズンを戦っています。
このパートナーシップの中心にあるのが、「Track to Series(サーキットから量産車へ)」というコンセプトです。単なる資金を提供するスポンサーシップではなく、過去のレースを通じて得られた貴重なデータを、量産車向けの電子部品開発にも応用することを目指しています。「細部に至るまで徹底的に改善を重ねる」という両社のエンジニアリング精神が、このパートナーシップを支えています。
ポルシェモータースポーツのトーマス・ラウデンバッハ副社長もこの関係に信頼を寄せています。「イノベーションとパフォーマンスがすべての中心です。電動化とモビリティにおいて重要な役割を果たすTDKとテクノロジー・パートナーシップを結ぶことで、限界に挑戦し、次世代にインスピレーションを与えるという私たちのコミットメントがさらに強化されていきます」。
最新鋭マシン「ポルシェ99Xエレクトリック」を支えるTDKのテクノロジー
ポルシェモータースポーツの誇る最新鋭マシン「ポルシェ 99X エレクトリック」の心臓部となるパワートレインやインバータシステムには、マシンの性能と信頼性を高めるため、5つのTDK製品が搭載されています。
- 積層セラミックチップコンデンサ(MLCC):電圧の急激な変動を平滑化して電源供給を安定させ一貫したパワー出力を維持する。
- チップビーズ:高周波電気ノイズを徹底的に抑制し、精密な電子制御システムを守る。
- コモンモードフィルタ:高電圧の切り替え時に発生するノイズを低減し、車両の安定稼働を支える。
- モーション・イナーシャルセンサ:走行中の微細な振動やマシンの挙動をリアルタイムで検知し、最適なセットアップに貢献する。
- インダクタ(コイル):回路内の電流の流れを確保してリップル電流を低減させ、回路の健全性を守る。
「2026 TDK Tokyo E-Prix」という最高の舞台
世界中を転戦するABB FIA フォーミュラE世界選手権において、今や「東京」はシーズンで最大級の注目を集めるステージとも言えます。2026年7月25日・26日の2日間にわたり開催される「2026 TDK Tokyo E-Prix」は、東京では初めてとなるナイトレースのダブルヘッダーとして実施されます。
フォーミュラEは、バッテリEVが、いかに圧倒的なエネルギー効率を持っているかを体感できる絶好の舞台でもあります。ポルシェのデータによると、マシンが1回のレースで消費するバッテリのエネルギー量(38.5kWh)は、ガソリン車に換算すると4リットル分の燃料しかありません。世界最高峰のスピードで走り切る電力を、わずかなエネルギー量で賄えるという事実は、次世代モビリティの大きな可能性を物語っています。
TDKは、これからも、東京の街を駆け抜けるマシンのように、モビリティの未来を、テクノロジーの力で引っ張っていきます。
Tokyo E-Prixコース
2026 TDK Tokyo E-Prixの最新情報や、イベント情報は、Formura E xTDKページやFormula E観戦ガイドページ、TDK の公式SNS、LinkedInをチェックしてください。
まとめ
TDKはこれまで、ティア1サプライヤーとの長期的な関係やOEMを通じて、モビリティに関する独自の製品・技術を提供することで、モビリティ社会の発展に貢献してきました。「TDK in Mobility」というコンセプトは、EVの最高峰「フォーミュラE」への協賛やポルシェとのテクノロジー・パートナーシップに体現されています。ポルシェ・フォーミュラEチームのレースカーを内側から支える電子部品の提供や、レースを通じて部品の開発に応用する「Track to Series」の推進、さらに「2026 TDK Tokyo E-Prix」を通じたメッセージの発信を通じて、TDKはこれからも先進テクノロジーで安心・安全な次世代モビリティ社会を加速させていきます。

