電波暗室エコイメージ
電波暗室エコイメージ
公開日: 2025年2月21日

【Sustainability & TDK】
サトウキビ由来のバイオマスポリエチレンで誕生した、環境配慮型の新たな電波吸収体とは?

5G 製品やミリ波レーダー、その他の車載機器、IoT 機器など、従来よりも高周波帯のマイクロ波やミリ波の電波を使う電子機器の開発が活発化しています。そのため、電子機器を搭載した製品について、電磁波の影響を正確に測定し、性能を評価するための電波暗室のニーズが高まっています。同時に求められるのが、電波暗室のキーマテリアルである電波吸収体の進化。吸収性能の向上と共に環境対応も強く望まれています。TDKは従来の電波吸収体と同等の性能を持ちながら、サトウキビ由来のバイオマスポリエチレンを25wt%(重量パーセント)以上配合した新製品「バイオマス電波吸収体」を開発しました。