TDK、CEATEC AWARD 2026において「スマートグラス用ディスプレイ向けメタオプティクスミラー」が経済産業大臣賞を受賞
TDK株式会社(社長:齋藤 昇)は、CEATEC AWARD 2026において、当社の「スマートグラス用ディスプレイ向けメタオプティクスミラー」が「経済産業大臣賞」を受賞したことをお知らせします。
CEATEC AWARD 2026は、日本中、世界中から最先端テクノロジーが集まるCEATECにおいて、特にイノベーション性が高く優れた出展製品・技術・サービスに授与されます。中でも経済産業大臣賞は、AIやロボット技術、ビッグデータ等を用いるなどにより、新たな価値を生み、暮らしや社会、ビジネス、産業における課題解決と変革を促すものづくり、IoTを利活用したサービス、また、産業のDXを推進する横断的な技術の開発など、CPS/IoT社会の進展とSociety 5.0の実現に最も寄与すると評価される案件が対象です。
TDKはこのたび、メタオプティクスミラーを用いたスマートグラス向け網膜直接描画(Direct Retinal Projection:DRP)ディスプレイの実証に、世界で初めて成功しました。 メタオプティクスミラーは、ナノサイズの反射体で実現したレンズに埋め込み可能な厚さ150 nmの超薄型ミラーで、透過率80%を実現しています。これにより、日常的に使用できる自然なメガネレンズの外観を実現しました。現在のメタオプティクスミラーはモノカラー対応ですが、数年以内にフルカラー対応の実証と量産化の実現を目指します。
今回の受賞においては、独自のナノ構造制御技術により従来の網膜直接描画方式が抱えていた外観上の制約を打破し、日常的な装着を可能にする自然な外観と光学系の薄型・簡素化を両立した点、ならびにスマートグラスの実用化を前進させ、次世代インターフェースの市場形成を力強く支える革新的なものづくり技術である点について高く評価されました。
引き続き、TDKが注力するAIエコシステムにおいて成長が見込まれるアプリケーションであるスマートグラスの変革と社会への本格的な普及に貢献してまいります。
受賞案件と受賞内容について
受賞案件:スマートグラス用ディスプレイ向けメタオプティクスミラー
受賞内容:経済産業大臣賞
報道関係者の問い合わせ先
伊藤
TDK株式会社 広報グループ
+81 3 6778-1055
TDK.PR@tdk.com
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、エレクトロニクス業界のグローバルテクノロジー企業であり、イノベーションリーダーを目指しています。 ブランドアイデンティティの新しいタグライン「In Everything, Better」のもと、TDKは生活、産業、社会のあらゆる側面でより良い未来の実現を目指しています。90年にわたり、「創造によって文化、産業に貢献する」という社是に基づき、TDKは電子機器の中から世界の発展に貢献してきました。先駆的なフェライトや時代を象徴するカセットテープにはじまり、最先端の受動部品、センサ、バッテリーによってデジタル時代でつながる世界を支え、サステナブルな未来への道を切り拓いています。TDKのベンチャースピリットによって融合することにより、世界中の情熱的なチームメンバーが、私たち自身、お客様、パートナー、そして世界のためにより良いものを追求しています。TDKの最先端技術は、産業用途、エネルギーシステム、電気自動車からスマートフォンやゲーム機まで、あらゆるものに活用され、現代生活の中心にあります。
TDKの多様で最先端の製品ポートフォリオには、受動部品、センサおよびセンサシステム、電源、リチウムイオン電池や全固体電池、磁気ヘッド、AIおよびソフトウェアソリューションなどがあり、その多くが市場をリードしています。製品ブランドとしては、TDK、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambda、TDK SensEI、ATLがあります。現在、TDKはAIエコシステムを重要な市場と位置付け、自動車、ICT、産業機器分野におけるグローバルネットワークを活用し、幅広い分野で事業を拡大しています。2026年3月期の売上は約2兆5,000億円、従業員総数は全世界で約107,000人です。
