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[ 2016年3月期 第3四半期 決算説明会 ]Q&A

Q1. 先日発表されたクアルコムとの合弁会社の設立について。契約クロージング後の合弁設立から30か月後に御社は持ち分を売却するオプションを持っていらっしゃるということですが、そのオプションを行使したときに合計で3ビリオンUSドル(US$3 billion)のキャッシュが入ると理解しておりますが、キャッシュが入るタイミングについて概要を教えてください。また、キャッシュの使い道について現時点で話せることを教えてください。
A1. 3ビリオンのキャッシュの入るタイミングでございますが、まず約1年後を予定しておりますクロージング時点で3ビリオンの内の51%分がキャッシュとして入ってくる見込みです。残りはオプション行使をした段階になります。厳密に3ビリオンの51%に相当する額のみがクロージング時点で入ってくるというわけではございませんが、概ねそのようなイメージでございます。キャッシュの使い道につきましては、先日クアルコムとのディールを発表した際にもご説明させていただいておりますけれども、現在弊社ではセンサ、エネルギーユニット、次世代電子部品(薄膜部品、複合部品、SESUB等)を中心とした成長戦略を進めようとしております。こういった複数の戦略的な施策、増産及び合理化投資、今後のさらなる成長を実現するためのM&A等に活用していく計画です。
Q2. クロージングの際に3ビリオンの51パーセントが入ってくるということですが、来期の御社の営業利益へのインパクトについてご示唆いただけませんでしょうか。
A2. 正確な数値については申し上げにくいのですが、会計処理的には、3ビリオンに対して対象となっている資産の簿価との差し引きした部分がクロージングの時点で営業利益として計上されるようなイメージです。
Q3. スマートフォンの市場において、韓国のメーカーと北米のメーカー共に4Q(1月~3月期)のガイダンスを従来想定より下げた形で出してきていると思います。今好調なのはおそらく中国メーカーになると思いますが、電子部品メーカーから見ると、受動部品や二次電池のミックスが悪化するのか、収益マージンに対する影響が出るのかどうかお聞かせください。
A3. ご指摘の通り中国のお客様が好調でございますので、受動部品や二次電池につきましては4Qに強めに入ってくるところもありますので若干ミックスが変わる可能性はありますが、顧客ミックスの変化によって収益構造が大きく変わることは想定しておりません。
Q4. 高周波部品ですが、クアルコム社との合弁会社に移されないものでWi-Fiモジュールとディスクリート製品がありますが、ディスクリート製品の収益性や見通しについて教えてください。
A4. 残存するディスクリート製品はセラミックフィルタになりますが、収益性は移管されるディスクリート製品と比較しても遜色ない水準があります。生産性も市場シェアも上がっております。さらなる高周波化に向けた開発も進めておりますので、今後も継続して収益を上げることができると考えております。
Q5. セラミックフィルタですが、今後通信方式が変わって5G等の周波数帯が高い領域になってくると、将来的に需要が拡大するという見方でよろしいでしょうか。
A5. そうですね。そのように考えていただいてよろしいかと思います。
Q6. 東芝がHDD事業を縮小するということを報じられていますが、状況について確認させてください。
A6. 東芝様の件でございますが、他社様のことについてはコメントを控えさせていただきます。東芝様は弊社の重要なお客様でございますので、今まで同様に弊社としてできることで最大限貢献させていただきたいと考えております。
Q7. 先日ハッチンソン社の買収を発表されています。現在のTDK(マグネコンプ社)のサスペンション事業のシェアと合計すると、世界シェアは60%を超える水準に拡大すると思います。ハッチンソン社の買収の目的について教えてください。
A7. ご存知の通り、HDD市場では近々熱アシスト記録の市場が立ち上がってくる見込みです。熱アシスト記録技術を使ったHDDにおいては、サスペンション技術及びその材料系の重要性がさらに増してくると考えています。そういったところの技術を中に確保するということが、買収の主な目的です。技術の面に加え、生産効率の向上や量産によるコスト削減等も見込んでおります。
Q8. 二次電池についてですが、スマートフォン以外のドローン等のアプリケーション向けの販売の割合は上がってきているのでしょうか?
A8. 二次電池の売上全体の比率からいきますと、スマートフォンやタブレット端末及びノートPC向け等他のアプリケーションの販売が順調に伸びている関係で、現状はまだ若干の割合ですけれども、売上としては順調に拡大基調にあります。今後も成長が見込めると見ております。
Q9. 二次電池は、順調に成長していますが、今後コンシューマ向け以外のアプリケーションで期待しているエリアについて教えてください。
A9. ご存知のように当社は現状コンシューマのところに注力をしておりまして、来期以降もこの分野の市場拡大は継続していくと見ております。コンシューマ以外のアプリケーションとしては、長期的にはEVも当然見据えていますが、その前に産業機器のところ、すなわちロボットやAGV(Auto Guided Vehicleの略)と呼ばれる工場内の搬送用自動車等の需要があるのではないかと考えています。

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