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[ 2007年3月期 第1四半期 連結決算説明会 ]Q&A

Q1. コンデンサについての質問ですが、この4-6月期における市場の環境、需給状況についてどのようにご覧になっているか教えてください。一部、携帯電話メーカーで生産調整の動きがありましたが、市場全般の需要環境ついて教えてください。
A1. 第1四半期には、一部の携帯電話のメーカーは確かに生産調整をしましたが、当社全体としての受注は活況を呈しています。コンデンサの第1四半期の売上は、前年同期比で、19%の増加でした。
Q2. コンデンサの増産計画の進捗状況について。前回本決算の説明会の際、10〜20%程度の能力拡張のお話がありましたが、増産計画がどのように推移しているのかご説明ください。
A2. 設備投資に関するご質問ですが、現在の我々の生産数は月産140億個ぐらいです。先回の説明会で、今期下期は月産170億個ぐらいの設備投資をやりますというお話を申し上げました。当初の計画どおり、第3四半期から月産170億個体制を実現できると考えています。
Q3. 可能であれば競合のコンデンサメーカーさんがそれ以上の能力増強を進めようとしている中で、御社が10〜20%程度の増産と慎重な姿勢を取っておられる背景、考え方について教えてください。
A3. 生産能力の追加が10〜20%という設備投資計画が慎重すぎるか否かの議論ですが、決して我々は設備投資を抑えているわけではありません。我々の設備投資に関する考え方は、単に数量を追いかけるというのではなく、我々のコア技術である高・大容量コンデンサの生産増加を早急に実現していかなければならないということです。従って、決して設備投資に慎重すぎるということではありません。
様々な観点から、いろいろな方法を検討していますが、現在のところ我々は、月産200億個程度まで能力を拡大できる工場スペースを持っています。我々の設備投資の姿勢は、顧客からのご注文、即ち需要予測に基づいた設備投資を行うということであります。つまり、我々は、今後のお客様の動向に対応して、積極的な設備投資をして売上を拡大する。換言すれば、高容量・大容量の製品、およびその他の応用製品の販売拡大につなげて行くための設備投資を行うというのが我々の姿勢です。
Q4. コンデンサの四半期別の売上金額を指数化した見通しで、(先期第1四半期を100としたときに)今期第1四半期の実績は119に対し、第2四半期の売上見込み指数は130とありますが、足下の受注状況をごらんになって、第2四半期の130という指数はかなり可能性が高い状況なのかどうか教えてください。
A4. 第2四半期の指数130の見通しは、現在の旺盛な受注状況からしますと、達成可能であろうと見通しております。
Q5. 電子素材部品部門の今期第1四半期の営業利益を前年同期と比較すると、43億円増加しています。この増加額について伺います。これを3つのグループ、つまり、ラムダパワーと買収した電池の会社の増加額、ヘッドのマイナスとコンデンサの増加という、2つの製品のプラスマイナスの効果、そして、その他製品群、の大きく3つにわけると、それぞれで、どんな増減になっているのでしょうか。
A5. 先期第1四半期の実績との比較では、コンデンサの営業利益は増えました。しかし、HDD用ヘッドの営業利益はコンデンサの営業利益増額分とほぼ同額減っています。その結果、コンデンサ、ヘッド2製品の合計として営業利益の増減を捉えると両者は相殺されて増減はほぼないということになります。従って、電子素材部品の営業利益が43億円ほど増えているのは、コンデンサ、ヘッド以外の製品で増えているということです。
Q6. 前回の説明会において、マクスター社向けヘッドの出荷計画で、前期の下期を100とすると、今期上期は45%、下期はゼロという見通しでしたが、この見通しに変更はあるのでしょうか。
A6. 特に変わっておりません。あえて言うと、上半期の見通しは前回とほぼ同じというのが正しいところです。ところが、上半期を第1四半期、第2四半期に分けると、第1四半期は想定した以上に受注が減少した。しかし、第2四半期は前回の想定ほど減らない。つまり、上半期6ヶ月では結果として前回の見方と変わらないということです。しかし、第1四半期においては、当初予定していたよりも操業度が低下し収益性に影響が出たということです。
Q7. コンデンサについての質問です。第1四半期の売上金額の実績指数119に対して、第2四半期130、第3四半期130を予定されています。先ほど生産数が月産140億個から170億個に増えるのが9月末、もしくは10月以降ということでしたが、そうであれば、第1四半期の119が第2四半期に130になって、第2四半期と第3四半期がフラットという見通しは、増産計画と連動性が無い様に見えます。その理由を教えていただけますか。
A7. 生産能力と販売は常に結びついているものではありません。第1四半期の生産数は月産140億個ぐらい。第3四半期には能力が増えて月産170億個になるという意味は、9月までは月産140億個が継続し、10月から一挙に170億個になるということではありません。具体的には、毎月徐々に10億個ぐらいずつ能力を増やす計画を進めています。ですから、徐々に設備が入り、稼動してきますので、9月末までに追加投資全部を合わせて月産170億個の生産能力に到達するというのが現在の設備投資計画です。
Q8. 単価の下落はどの程度見込んでいらっしゃいますか。
A8. 年間7%ぐらい見ています。
Q9. 第1四半期に記録メディアの事業で16億円の営業赤字が出ています。リストラ費用は8億円ですから、実質8億円の赤字が出ていることになりますが、これは第1四半期だけの現象とみているのですか。第2四半期以降、記録メディア事業は黒字化するのか、その見通しについて教えていただけますか。
A9. 営業赤字は第1四半期だけの現象だと思っています。前期から今期第1四半期にかけて、欧州地域を中心にリストラをやりました。具体的には、例えば、6月いっぱいまで退職の対象となった人たちが残り、第1四半期にはこのような労務費などの費用が残りました。つまり、6月の終わりになって、本来予定していた状況になったということです。このような背景から、第2四半期以降は黒字になると考えています。
Q10. 記録メディアの収益は、年間でブレークイーブンぐらいを予想しているのですか。それとももっとよくなるということですか。
A10. 記録メディア事業の繁忙期は第3四半期ですから、下期の収益回復期待が大きい。第1四半期で16億円の赤字が出たので、これを下期で挽回して、通期の営業利益見込みは、ブレークイーブンか、若干黒字というイメージになろうかと思います。
Q11. 1つ目にHDD用ヘッドの見通しについてですが、数量の前提を下げて売上を上げているので、単価が上がると見通しておられるのか、それとも為替の要因なのかを確認させてください。
A11. 為替が要因です。
Q12. 1QのHDD用ヘッドの実績は本来、為替が利いて利益も上がるはずだったのが、Maxtor社からの受注減による稼働の問題が出たために、売上は計画通りに出たけれども利益に反映されなかったという理解ですか。
A12. おっしゃるとおりです。
Q13. HDD用ヘッドのところでもう1つ、通期でのシェアが32%から31%に若干下がる見通しになっています。先ほどMaxtor社に関する見通しのところで、上期下期で見ると期初見通しと現在の見通しとでは変わらないということでした。最近は特に2.5インチでシーゲートさんがシェアを上げていますので、御社の既存のお客さんがこの影響を受けると推測していますが、御社がお客さんを強くしていくための努力とか、来年お客さんにがんばってもらうために御社に何ができるのかということを、もう1回整理してください。
A13. 確かにお客様とどのようにやっていくかは当社にとって大きな課題です。既存のお客様の強さを出していただくためにいろんな形の協力をしていく。具体的な内容についてはコメントできませんが、それぞれの顧客に合わせた私たちのサービスをして、強さを出していきたいと考えております。
Q14. 御社からお客さんとどうコンビネーションを高めていくかということを、具体的に伺えませんか。
A14. 新製品については、まだ立ち上がりですが垂直磁気記録です。これらについては、ヘッド、メディアを含めたコラボレーションをさらに強めて、ソリューションをお客様に提案していく。これを一番にやっていきたいと思っています。
Q15. 1点目はHDD用ヘッドですが、マクスターさんのところですが、1-3月と4-6月で比べたときに、マクスターさんはすでに半分になって、全体の量が14%減ったということですので、マクスターさんだけがほぼ半分になって、他のお客様は横ばいだったということでよろしいでしょうか。マクスターさん以外のお客様を全部合計するとどうなりますか。
A15. 他のお客様に対する拡販の努力をしましたが、マクスターの減少分を埋めるほど大きく増やせなかったということです。
Q16. 1Qでドンと下がって、2Qはあまり変わらないということは、マクスター向けは5割減ったところで、そのあとずっと続くということですか。
A16. 上期はそれで終わりです。
Q17. 50%減ったところで続くということですね。下期にはゼロになるということですか。
A17. イメージはそのとおりです。
Q18. マクスター社とのビジネスがそのまま続くということはないですね。
A18. ないです。
Q19. ということは、下期はマクスターさん向けが減るけど、他のお客向けも増え、下期に関しては既存のお客様向けでチャラにするということですね。
A19. おっしゃるとおりです。
Q20. 2点目、1-3月期と4-6月期を見ると、電子素材部品部門の営業利益は実質ベースで54億円の営業利益が減ったということですね。
A20. 電子素材部品部門で30億円ほど営業利益が減ったというイメージであり、その製品の一つがHDD用ヘッドです。
Q21. HDD用ヘッドの売上が160億円ぐらい減って、かなり利いているわけですが、HDD用ヘッドを除いた他の事業は1-3月期と4-6月期では?
A21. HDD用ヘッドを除いた他の事業での営業利益は増えています。
Q22. コンデンサのところで、第1四半期、計画の122に対して119と少し落ちていますが、落ちた要因について、どういうことが挙げられるのか教えてください。
A22. 注文は非常に好調ですが、生産が当初計画の見込みよりも2ポイントぐらい落ちたとご理解ください。
Q23. 2点目ですが、電子デバイス製品の3つの区分についてそれぞれ、第1四半期は期初の想定とどのようにちがったのか。また、今後の見通し、特に今期の高周波部品は伸ばす計画だったと思いますが、その辺りの状況を教えてください。
A23. 強いて言えば、インダクティブデバイスが想定以上に売上を伸ばしています。高周波部品は見込みより落ちていますが、それをインダクティブデバイスでカバーして、電子デバイス製品トータルとしては見込みとほぼ同じになっています。
Q24. 電子デバイスの3つの区分での今後の見通しも、期初の想定よりも大きな変化はないですか。
A24. 昨日、デンセイラムダさんの決算発表があって、売上が増えるような話をされていたと思います。その辺りがよくなっていくかと思いますが、現時点では、電子デバイス製品はトータルで、ほぼ見込みどおりの動きをするのではないかと思っています。

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