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[ 2002年3月期 第1四半期 連結決算説明会 ]Q&A

Q1. 上期の売上高見通し2,800億円の内訳を教えて下さい。
A1. 電子材料製品 831億円、電子デバイス製品 537億円、記録デバイス製品 670億円、IC関連その他製品 99億円。記録メディア・システムズ製品部門 663億円となります。
Q2. 受注残高が、6月末と3月末とでどのくらいの差があり、第1四半期で受注残高の消化というのがどれぐらいありましたか? また、開示をされていないとは思いますが、7-9月期の受注は4-6月期と比較してどのくらい増減しそうなのかイメージだけでも教えていただけませんか?
A2. 電子部品の受注残高は、3月末に比べ6月末は約25%程度減少しています。
また受注につきましては、我々の5月時点での見方は、第1四半期が底で第2四半期から回復すると見ていました。しかしながら、現在も受注の回復の兆候があらわれていません。そういう意味で、8月から9月にかけてどのように受注が動いてくるのかというあたりを今注視しているところということです。
Q3. 第1四半期の実績で、主要5部門での営業利益段階での損益のイメージを教えていただけないでしょうか?
A3. 先期リストラを行いました記録メディア・システムズ製品部門は、5月10日にも申し上げましたが、第1四半期にリストラが一部ずれ込むことでその効果が四半期でフルに効いていないため、営業利益率で約5%程度の赤字になっている状況です。また、記録デバイス製品については、この四半期はシェアを落としたことなどで、売上が大きく減っているということもあり、非常に厳しい状況が先期第4四半期に続いて、第1四半期も続いているという状況です。それから、電子材料製品、電子デバイス製品についても、売上が落ちましたので、その分利益を落としています。しかしながら、コンデンサにつきましては、ある程度高い収益性のレベルを維持しています。
Q4. コンデンサの収益性が基本的に前期の高いレベルを維持していると言われましたが、それは、収益性が横ばいだと考えていいのでしょうか?
A4. 操業度が若干ダウンしていますからコストダウンは図れていますが、収益性が若干ダウン傾向にあることは間違いありません。しかしながら、決して大幅ではないということです。
Q5. コンデンサの平均単価はどのように推移していますか?
A5. 売価値引きにつきましては、電子部品として対前年同期比約5%弱下がっており、コンデンサもほぼ同じようなレベルです。
Q6. 設備投資、減価償却費、研究開発費の計画について、5月時点での説明から変更はありますでしょうか?
A6. 5月10日の時点で、設備投資計画を650億円から700億円ぐらいと申し上げました。具体的な数値での見直しの計画はありませんが、現在、操業度が大幅にダウンしていますので、増産投資は極めて特殊なものに限定されてきます。また、その他の投資も合理化投資化や開発投資に限定され、しかも、これだけ収益が厳しいわけですから、効果の上がるものに厳選してまいります。そのようなことから考えますと、通期の設備投資は、500〜600億円ぐらいに落ち着くのではないかと考えています。
また、減価償却費については、5月10日時点から基本的に変化なく、650億円ぐらいになると考えております。開発費については、ちょっと売上が落ちていますので、5月10日の時点よりも比率的には上がり、売上に対して6%ぐらいになると考えています。
Q7. HDD用ヘッドについて、第1四半期の出荷数量を1とすると、第2四半期、第3四半期、第4四半期ではどのように上がっていくのかということを教えてください。
A7. 数量的には第1四半期を1としますと、第2四半期はほぼ横ばい。第3四半期、 第4四半期につきましては、若干の凸凹はありますけれども、1.3から1.5倍という見方をしております。
Q8. HDD用ヘッドの40ギガバイトの製品について、得意先に要因があるのかもしれませんが、今後遅れはないと考えてよいでしょうか?
A8. 実際に40ギガバイトの製品については、5月から7月までかなりいろいろな問題を詰めてきました。そのため、得意先から出てまいります見通しについても信頼性が高くなってきていると思われ、このことから見ますと、第3四半期、第4四半期の数字はかなり固いのではないかという見方をしております。
Q9. 第4四半期対比で見ますと、売上が減少している中で全体の営業利益が若干改善に向かっているかと思います。これは、記録メディアのリストラによるものが中心なのかも含め、第4四半期に対し第1四半期はどのようになったのか説明して下さい。
A9. 第4四半期に比べ、第1四半期の方が若干よくなっているように見えますが、第4四半期にはリストラ費用として31億円が含まれています。そのため、その点を考慮しますと第4四半期よりも第1四半期のほうが厳しいと言えます。また、第1四半期よりも第2四半期の方が更に厳しいというのが現在の認識です。
Q10. 第1四半期と第2四半期を比較しますと営業利益が50億円強減る計算になります。部門毎の利益の増減について、第1四半期、第2四半期比較で説明していただければと思います。
A10. 第1四半期と第2四半期を比べて、第2四半期の方が収益的により厳しいという認識は、携帯電話やPC関連の落ち込みが、第1四半期が底ではなくて第2四半期にずれ込んだという考えからです。そういう意味で、電子部品関係で第1四半期より第2四半期の方が厳しいと認識しています。一方、記録デバイスは売上の増加、記録メディアはリストラ効果などがあるため、第2四半期は第1四半期より若干改善すると考えております。
また、記録メディアにつきましては、リストラが終わったということで、第2四半期は黒字化すべく、今最善の努力をしているところです。
Q11. コンデンサの収益性が、あまり落ちていないということですが、その理由はどのようなところにあるのか?また、設備の稼動状況や北上の新しい工場の稼動の考え方などについて説明して下さい。
A11. コンデンサの収益性については、先期から増産を進めてきた中で、電極の卑金属化を含め総合的にコストダウンを図ってきたため、収益性をある程度高いレベルに維持できたと考えています。
第1四半期の稼働率については、大体現在の月産設備能力が110億個から120億個あると考えており、それに対して稼働率は50〜60%程度であったと見ています。
また、北上工場については、現在どちらかといえばまだ試運転中であり、第2四半期には生産に大きく寄与してこないと考えています。そのため、第2四半期の稼働率は、第1四半期と比較して若干落ちる程度、50%に近づく程度と認識しています。
Q12. 在庫について教えて下さい。私の想定での第1四半期の売上予想は1,460億円ぐらいであり、これに対する売上の未達は50億円です。一方、在庫をかなり圧縮するというお話でした。しかしながら、在庫は71億円増加しています。もともと計画として、第1四半期に在庫をかなり減らすという計画は本当にあったのでしょうか。
A12. 我々の想定していました第1四半期の売上は今おっしゃった、1,460億円よりは、もう少し高めに見ていました。それに対する実績の1,410億円は、おっしゃられた以上に売上が落っこちているということになります。そのことの結果として在庫が増加したということです。
Q13. 第2四半期末の段階で在庫というのはどれぐらい圧縮される予定になっているのでしょうか?
A13. 我々の在庫の目標は、月商ベースで売上の1.5カ月ぐらいと説明したかと思います。そういう意味で、目標は月商ベースで1.5カ月においていますが、現実問題としては、受注の動向が非常に不透明であり、はっきりしたことは申し上げられません。ただ、我々としては1.5カ月に、少なくとも今期末にはもっていきたいと努力しております。
Q14. HDD用ヘッドの上期総需要について教えてください。
A14. 上期総需要については、現在2億6000万個という見方をしています。5月に説明しました2億5000万個という見方に対して若干増えた形になっておりますが、この点はキャプティブメーカーの需要を十分に掴みきれていない部分があるためと考えております。
Q15. HDD用ヘッドについて、下期数量が相当伸びる計画になっています。これは、下期におけるシェアが相当上がるということを前提にしていると思います。その考え方として、キャプティブメーカーのシェアをとりにいくというところと、他のメーカーのシェアをとるという部分、どちらが大きいのかについて、見方を教えていただきたい。
A15. 上期22%というシェアですが、下期には40ギガバイトの製品の拡大から30%以上のシェアを確保できるという見方をしております。また、キャプティブメーカーからの受注も上期よりは戻ってくるだろうという見方をしています。
Q16. 現在の売上に対して、かなり固定費率が高いのではないかと思いますが、給与体系、雇用体系の見直しも含め、固定費削減への取り組みが、今後出てくるのかについて教えて下さい。
A16. 非常に厳しい決算になっていますが、この状況は非常に長期化するだろうという認識に立っています。仮に、これから回復するにしても、PCにしろ、携帯電話にしろ、普及率がかなり高いために買い替え需要が中心であり、急速な回復は難しいのではないでしょうか。そのため、収益性を上げていくためには、それなりの構造改革をやらないといけないという認識でおります。
そういう意味で、今現在、構造改革をどうしていくかということについて検討中です。できるだけ早い時期に皆様方に説明できるようにしたいと考えております。
Q17. 40ギガバイトの製品について、ヘッドとしては技術的な問題をクリアしているとのことですが、この製品の立ち上げ遅れというのは、HDDのセットとしての信頼性を確保するのにてこずっているのか、それとも需要がなかなか立ち上がってこないのか、どちらの問題が大きいのでしょうか。
A17. 私の見方としては、信頼性等の問題から、HDDのセットとして立ち上げが難しかったということではないかとみております。
Q18. そうであれば、HDDのセットとしての信頼性が確保できるようになるのに第2四半期までかかるというように理解してもよいのでしょうか?
A18. 当初この40ギガバイトの製品というのは得意先の各社とも、5月ごろからという計画を立てていたと思いますが、HDDのセットとしていろいろな問題があったため、この7月ぐらいまで対応に時間がかかったようですが、その点がほぼ解決したのではないかと見ております。

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