水の波紋が重なる写真
公開日: 2025年10月2日

人の動きを先読みするーリアルタイム学習を可能にするアナログリザバーAIチップの実力

いよいよ本格的にAI時代が到来するなか、AIによる膨大な演算処理と電力消費などが世界的に課題となっています。その解決策のひとつとして注目されるのが「リザバーコンピューティング」です。大脳を模倣して万能な「ニューロモルフィックデバイス」に対して、「リザバーコンピューティング」は自然現象を利用し、小脳を模倣しているため低消費電力で高速処理ができます。TDKは北海道大学と共同で、エッジAI向けのアナログリザバーAIチップのプロトタイプを開発しました。2025年10月に開催されるCEATEC 2025では、その成果を実際に体験できるデモ機を展示します。