TDKと太陽誘電株式会社との業務提携に関する基本合意書の締結について
TDK株式会社(社長:齋藤 昇)は、このたび、太陽誘電株式会社(代表取締役社長執行役員 佐瀬 克也)との間で、両社の積層セラミックコンデンサ(以下、MLCC)やインダクタを含む電子部品の共同開発等に関する業務提携に関して、両社にて検討を開始する旨の基本合意書を締結しましたのでお知らせいたします。
1. 本業務提携の背景・目的
近年、生成AIをはじめとするAIテクノロジーの急速な普及に伴い、AIデータセンターやAIサーバー、さらにはフィジカルAI向けの半導体、チップセットの需要が世界的に高まっています。さらに、これらの高性能化に伴い、電源の安定化やノイズ抑制に不可欠な高容量・高信頼性のMLCCやインダクタなど電子部品の需要も急速に高まっております。
このような背景から、このほど、両社にて最先端のMLCCやインダクタをはじめとする電子部品の共同開発を主軸とし、製造や調達における連携を含む包括的な業務提携について検討を開始することといたしました。
両社の提携により、世界の多くの顧客からの最先端製品の需要に安定的かつスピーディーに対応し、電子部品市場での競争力を向上させ事業拡大をはかるとともに、最先端のMLCCやインダクタ等の電子部品の製造に関する日本企業のキープレーヤーとして、国内産業基盤の強化やサプライチェーンの強靱化に貢献してまいります。
さらに、MLCCなどの先端電子部品は、「経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律(経済安全保障推進法)」において安定供給確保の対象である特定重要物資に指定されています。両社は今後、先端電子部品の安定供給に貢献することを目指し、共同で同法に定める供給確保計画の策定、経済産業省への共同供給確保計画の認定申請や同法に基づく支援申請等を行うことについても検討してまいります。そして、両社は、フィジカルAIなどAI関連分野における技術的優位性の確保・強化を通じて、我が国の産業競争力の強化に貢献してまいります。
今後、両社は、最先端のMLCCやインダクタをはじめとする電子部品の共同開発を主軸とし、製造や調達における連携も含む包括的な業務提携における協業内容、役割分担等について具体的な協議を開始するとともに、将来的な資本提携の可能性についても協議いたします。
2. 太陽誘電株式会社の概要
| (1) 名称 | 太陽誘電株式会社 | |
| (2) 所在地 | 東京都中央区京橋2-7-19 | |
| (3) 代表者 | 代表取締役社長執行役員 佐瀬 克也 | |
| (4) 事業内容 | 各種電子部品の開発・製造・販売 他 | |
| (5) 資本金 | 335億75百万円(2026年3月31日現在) | |
| (6) 設立年月日 | 1950年3月23日 | |
| (7) 大株主及び持株比率 (2026年6月30日現在) | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 23.4% 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 10.1% FUTU SECURITIES INTERNATIONAL (HONG KONG) LIMITED 3.0% | |
| (8) 上場会社と当該会社との間の関係 | 資本関係 | 資本関係はありません |
| 人的関係 | 人的関係はありません | |
| 取引関係 | 特筆すべき取引関係はありません | |
| 関連当事者への該当状況 | 該当事項はありません | |
報道関係者の問い合わせ先
大須賀
TDK株式会社 広報グループ
+81 3 6778-1055
TDK.PR@tdk.com
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、エレクトロニクス業界のグローバルテクノロジー企業であり、イノベーションリーダーを目指しています。 ブランドアイデンティティの新しいタグライン「In Everything, Better」のもと、TDKは生活、産業、社会のあらゆる側面でより良い未来の実現を目指しています。90年にわたり、「創造によって文化、産業に貢献する」という社是に基づき、TDKは電子機器の中から世界の発展に貢献してきました。先駆的なフェライトや時代を象徴するカセットテープにはじまり、最先端の受動部品、センサ、バッテリーによってデジタル時代でつながる世界を支え、サステナブルな未来への道を切り拓いています。TDKのベンチャースピリットによって融合することにより、世界中の情熱的なチームメンバーが、私たち自身、お客様、パートナー、そして世界のためにより良いものを追求しています。TDKの最先端技術は、産業用途、エネルギーシステム、電気自動車からスマートフォンやゲーム機まで、あらゆるものに活用され、現代生活の中心にあります。
TDKの多様で最先端の製品ポートフォリオには、受動部品、センサおよびセンサシステム、電源、リチウムイオン電池や全固体電池、磁気ヘッド、AIおよびソフトウェアソリューションなどがあり、その多くが市場をリードしています。製品ブランドとしては、TDK、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambda、TDK SensEI、ATLがあります。現在、TDKはAIエコシステムを重要な市場と位置付け、自動車、ICT、産業機器分野におけるグローバルネットワークを活用し、幅広い分野で事業を拡大しています。2026年3月期の売上は約2兆5,000億円、従業員総数は全世界で約107,000人です。
