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[ 2014年3月期 第2四半期 連結決算説明会 ]磁気応用製品及びフィルム応用製品事業について

専務執行役員 小林 敦夫

専務執行役員 小林 敦夫

小林でございます。磁気応用製品及びフィルム応用製品事業についてご説明いたします。

磁気応用製品事業

まず、磁気応用製品事業、記録デバイスについてご報告いたします。
HDD市場に関しましては、前期2013年3月期は、当社推定で5億7,000万台でした。今期2014年3月期は、7月時点の見通しから1,000万台増加の5億4,000万台と、現時点で見ております。出荷数量の増減はグラフのとおり、2013年3月期第1四半期を100としまして、今期第1四半期は74、第2四半期は約10%増の81、第3四半期は横ばいの81と予想しております。記録デバイス事業(HDD用ヘッド及びHDD用サスペンション)の売上は、第1四半期602億円、第2四半期663億円となりました。

今後のHDDの需要に関しての当社の見方であります。
上のグラフはHDD市場のアプリケーション別の台数比率を示しています。PC市場の縮小は進みますが、クラウドの伸びによるデータセンターの需要は確実に増加してまいります。増加の割合はゆっくりのように見えますが、使われるHDD 1台当たりのヘッドの員数は、PCに比べ倍以上の8〜10本が主流になってまいります。
その結果、下のグラフで示しますとおり、HDDヘッドに換算した需要はHDDの台数の縮小を補い、2014年3月期をボトムに増加に転じ、2016年3月期には20億個に届くと見ております。我々TDKのHDDヘッド事業は、熱アシストなどの先端技術開発とコスト効率の改善を行い、安定的な収益事業として継続してまいります。

その他磁気応用製品、磁石事業に関してご説明いたします。
先程話来出ておりますように、磁石事業に関しては今期苦戦をしております。その原因の大きなところは、特に金属磁石の主力であるHDD用のVCMの市場が低調であることに加え、タイの洪水で失ったビジネスを取り戻し切れていない。そして、もう1つの柱である産機の市場の戻りが遅いというところで苦戦しています。それから、前期第4四半期から当期第1四半期にかけて、フェライト磁石の海外拠点の集約を行いましたが、第1四半期に、集約に伴う一次費用が発生し、第2四半期も、集約したあとの中国工場の立ち上げに苦戦し、見込んでいた収益改善が遅れています。
こういった状況を打開し、改善するために、今後、磁石事業に関しましては、TDKの素材技術を生かした金属磁石では、ジスプロシウムフリーのネオジウム磁石の拡販と、フェライト磁石での開発を終えた、レアアースフリーの高性能フェライト磁石の拡販をしてまいります。また、生産性の改善に関しても、拠点集約、これは第3四半期に確実に実施することとあわせて、中国で進めています異方性フェライト磁石の材料から一貫で生産する、その効率改善で収益の改善を図ってまいりたいと考えております。

フィルム応用製品事業

次に、フィルム応用製品に関しましてご説明いたします。
先程話がありましたとおり、ブルーレイディスク事業、LTO事業の非中核事業からの撤退は、今期中に進めてまいります。二次電池事業は大きく伸びております。グラフは、民生用リチウムイオン電池のタイプ別の出荷台数になります。当社が生産するラミネート型の電池市場は、タブレット端末、スマートフォンの市場拡大に伴い、年率2桁の成長を続け、現状、2割程度のリチウムイオン電池の構成比から、2016年には3割以上になっていくと見ております。二次電池事業は、新市場で現状の優位性を維持・向上し、ビジネスの拡大を図ってまいりたいと考えております。
また、中期の方向性といたしましては、電池関連材料の内製化を含めた垂直統合モデルの構築により強固な事業基盤を固め、環境対応型の車の電池、そして、定置型蓄電池という形で、事業領域の拡大を目指してまいります。

以上、ご説明申し上げました。

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