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[ 2012年3月期 第2四半期 連結決算説明会 ]2012年3月期第2四半期連結業績概要

執行役員 経理部長 桃塚 高和

執行役員 経理部長 桃塚 高和

桃塚でございます。よろしくお願い申し上げます。ただいま社長のほうから、2012年3月期上半期の連結業績概要についてご報告させていただきましたが、私からは、第2四半期を中心に決算概要の補足説明をさせていただきます。

2012年3月期第2四半期 連結業績概要

2012年3月期7月から9月の連結業績ですが、売上高は前年同期の2,203億円から2,104億円、前年同期比99億円、4.5%の減収。営業利益は、前年同期の170億円から81億円、前年同期比88億、52%の減益。その結果、営業利益率は3.9%になりました。税引前四半期純利益は74億円、前年同期比85億、53.5%の減益。四半期純利益は43億円、前年同期比73億円、62.9%の減益になっています。1株当たりの純利益は33円30銭。当第2四半期の平均為替レートですが、対ドルで77円96銭、9.2%の円高、ユーロは110円42銭、0.2%の円高になっています。これによる当第2四半期為替の影響額は、売上高で約147億円の減収、営業利益で約50億円の減益。また、震災による影響として、売上高では当第2四半期約11億円の減収、営業利益で約6億円の減益となりました。

売上高の前年同期比較

続きまして、セグメント別の売上の前年同期比についてです。
受動部品の売上は999億円と前年同期比88億円、8.1%の減収となりました。コンデンサにつきましては、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサが産業機器向けに伸びていますが、セラミックコンデンサについては情報家電向けで減少し、前年同期比約9.5%の減少となっています。インダクティブデバイスは、薄型テレビを中心に情報家電向けで減少し、前年同期比6.5%の減少となっています。その他の受動部品は8.3%減少していますが、この主な要因は、携帯電話向けの高周波部品の減少によるものです。
磁気応用製品の売上高は845億円、前年同期比77億円、8.4%の減収となりました。記録デバイスの売上高は、前年同期比120億円、18.4%の減収。これは、4-6月に続いて販売数量はほぼ横ばいで推移していますが、売価下落及び円高による為替影響が大きく影響しています。一方、その他の磁気応用製品は前年同期比16%の増収となっています。レアアース高騰による原材料価格アップ分に対しては、マグネットの価格に一部転嫁できたこととあわせて、電源、記録メディアについても増収になっていることが要因です。その他の売上高は260億円と、前年同期比34.7%の増収。これは、二次電池の販売増加が主な要因です。

売上高・営業利益の前年同期比較

セグメント別の営業利益ですが、受動部品の営業利益は13億円、前年同期比82.5%減益となりました。これは、セラミックコンデンサ、インダクタ、高周波部品の売上減少に加えて、構造改革費用4億円の増加及び震災費用4億円によるものです。磁気応用製品の営業利益は、HDDヘッドの売価下落が大きく影響し、全体で88億円と、前年同比29.8%減益となっています。その他の営業利益は17億円と、前年同期比ほぼ横ばいです。一次費用は前第2四半期に約5億円が含まれていましたが、当第2四半期では9億円を含んでいます。

上期営業利益増減分析

上期の営業利益の前年との比較、234億円の減益の要因でございます。
操業度、品種構成を含めた数量増による売上増が、利益変動で約133億円。合理化・コストダウン・原材料値下げによるものが53億円の増益要因。一方、4.9%の売価下落による影響で214億円の減益となっています。販売費及び一般管理費の増加が約30億円、第1四半期に計上した年金制度変更による影響額が31億円、東日本大震災の影響額が上期で36億円。さらに、為替の影響として109億円の減益要因となっています。

売上高・営業利益の四半期比較(当期1Q vs当期2Q)

当第1四半期と当第2四半期を比較した業績概要です。
当第1四半期は震災が大きく影響しましたが、当第2四半期は徐々に回復しており、売上高は2,104億円、当第1四半期比36億円、1.7%の増収。営業利益は81億円、当第1四半期比25億円、44.6%の増益。4円の円高による影響及び売価下落はありますが、当第1四半期では年金制度変更による影響31億円を含めた一次費用が67億円であったことに対して、当第2四半期は、構造改革費用9億円を含む一次費用の合計が15億円に減少したことによります。
エプコス買収時ののれんの償却費は、当第1四半期14億円から当第2四半期12億円と、2億円減少しています。セグメント別に見ますと、受動部品は高周波部品の売上が増加しましたが、コンデンサ、インダクタの売上が減少したことで、受動部品全体で18億円、1.8%の減少となっています。これによって営業利益は、一次費用は減少したものの、当第1四半期比25億円減少し13億円となっています。磁気応用製品は、記録デバイスの売上が売価下落、為替影響が響いて当第1四半期比19億円の減少となりましたが、マグネット、記録メディアの売上増加によって、磁気応用製品全体の売上は当第1四半期比18億円、2.2%増加しています。これによって、営業利益は当第1四半期比12億円増加の88億円となっています。その他の売上は当第1四半期に比べ、二次電池が増加した結果、36億円の増収。営業利益は2億円の増加となりました。

財政状態

9月の財政状況についてご説明いたします。 総資産は1兆498億円、当第1四半期比で159億円の減少となっています。負債合計は5,375億円。当第1四半期比42億円の増加。うち、有利子負債は2,680億円で、当第1四半期比172億円の増加となっています。株主資本は4,992億円、当第1四半期比278億円の減少。うち、包括利益がマイナス2,582億円と当第1四半期比355億円の減少となっています。これは、為替が対ドル、ほかの通貨についても円高に動いたため、外貨換算調整勘定が330億円減少したことによります。株主資本比率は47.6%、当第1四半期比1.8%下がっています。

2012年3月期通期業績見通し(7月発表業績見込み対比)

先ほど社長から当期通期の見通しについて説明させていただきましたが、私のほうから補足説明させていただきます。
今回、売上高を8,200億円に700億円下方、営業利益は350億円と、前回670億円に対して320億円下方修正していますが、主な内容としては、薄型テレビ、PC及びそれに関連した市場の生産調整が前回見ていたよりも大きく、スマートフォン、携帯電話の主要顧客の生産調整が思ったよりも長引いていたことです。また、タイの洪水による影響は、売上で約230億円、営業利益で約100億円の影響を見ています。また、為替の前提を、前回80円のところを下期は76円で見ておりますので、この分のマイナス影響があります。プラス影響としては、下期に実施する収益力改善による増益効果があります。これらを全体的に勘案して、営業利益350億円ということで今回発表させていただいています。

以上で私のほうからの報告とさせていただきます。ありがとうございました。

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