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[ 2011年3月期 通期 連結決算説明会 ]受動部品事業について

取締役 常務執行役員 荒谷 真一

取締役 常務執行役員 荒谷 真一

受動部品事業について説明させていただきます。受動部品事業の2011年3月期通期売上高は、前期3,648億円から18.2%増加し、4,311億円となりました。当セグメントの構成事業であります、コンデンサ、インダクティブデバイス、その他受動部品のすべての事業において増収を達成しています。また、営業損益面におきましても、前期103億円の赤字から、247億円の黒字へ改善しています。まず、コンデンサですが、前期1,331億円から9.2%増加し、1,454億円となりました。セラミックコンデンサの販売は、AV機器などの情報家電市場向けには減少しましたが、携帯電話をはじめとした通信機器及び自動車市場向けに、底堅く推移いたしました。今期につきましては、新製品の導入を図るとともに、中国での後工程の拡大、前期の第4四半期に導入を開始した新プロセスによるコスト強化を図っております。アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサにつきましては、産業機器及び再生可能エネルギー機器向けの販売が大幅に増加いたしました。これらの製品については、旺盛な需要に対応するための増産投資を行い、ビジネス拡大を図ってまいります。次に、インダクティブデバイスですが、前期1,120億円から21.3%増加し、1,358億円となりました。スマートフォンを中心とした通信機器市場向けの販売が大幅に増加しており、自動車産業機器市場向けのノイズ対策部品の販売も堅調に推移いたしました。今後も中長期的な需要拡大に対応するために、生産能力の最適化を図るとともに、競争力のある新製品を積極的に成長市場に投入してまいります。
最後に、その他受動部品ですが、前期1,397億円から25.2%増加し、1,500億円となりました。買収したエプコスとのシナジー効果により、高周波部品の販売がスマートフォンや携帯電話をはじめとした通信機器向けに大幅に増加しました。今後も成長が期待できるスマートフォンや3G端末向けに積極的に新製品の投入を行い、ビジネス拡大を図ってまいります。

受動部品事業・分野別売上高の推移

次に、受動部品の分野別売上高推移について説明させていただきます。先ほど、社長の上釜より、全社における分野別売上推移の説明をさせていただきましたが、受動部品事業における市場分野別売上実績を見ても、全社売上と同様の傾向が見えています。成長分野として注力しております通信、カーエレクトロニクス、産業機器、再生可能エネルギー機器などを含むその他分野における売上高が大幅に増加していることがご理解いただけるかと思います。もちろん最終セット市場動向に左右されているわけですが、一方では、エプコスを買収したことにより、スマートフォンや3G端末向けに高周波モジュールビジネスが大きく拡大するなど、買収成果が顕在化しているものと認識しています。

受動部品事業・分野別売上高の推移

こちらのデータは、受動部品事業における市場分野別の売上構成でございます。前ページでご説明させていただきました成長分野への販売増加により、通信、自動車、産業機器を含むその他の分野の売上比率が2009年3月期の69%から、2011年3月期は82%まで拡大しています。今後もこれらの分野への積極的な新製品の投入を行うことによって、事業拡大を図ってまいります。

以上でございます。

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