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[ 2011年3月期 通期 連結決算説明会 ]2011年3月期 連結業績補足
第4四半期概要

経理部長 桃塚 高和

経理部長 桃塚 高和

桃塚でございます。よろしくお願い申し上げます。社長のほうから2011年3月期の連結業績概要について説明させていただきましたが、私からは第4四半期と合わせまして、連結通期業績の補足説明をさせていただきます。

2011年3月期 連結業績補足

まず、2011年3月期、通期の事業セグメント別の業績について、前年同期比較でご説明します。受動部品事業の売上高は4,311億円となり、前年比663億円、18.2%の増収となっております。スマートフォンを中心とした携帯電話、タブレット端末、自動車及び産業機器向けの出荷が好調で、前年比較で、コンデンサで9.2%、インダクティブデバイスで21.3%、高周波部品を含むその他受動部品で25.2%と、高い伸び率となっております。次に、磁気応用製品事業の売上高ですが、3,685億円と、前年比較153億円、4.0%の減収となりました。そのうち、記録デバイスの売上高については前年比8.0%の減収となりました。これは、HDD販売数量についてはわずかに増加しましたが、円高による為替影響、売価下落によるものです。その他の磁気応用製品につきましては、産業機器及び自動車向けの出荷が増加し、前年比7.0%増収となっています。その他事業の売上高は、761億円で、前年比26.2%の増収となっています。これは、二次電池の販売増加によるものです。受動部品事業の増加分が全社669億円の増収の相当金額を占めており、全社の業績を牽引した形になっています。次に営業利益についてですが、営業利益は638億円と、前年比380億円、2.4倍の増益となっています。一次費用としては、前年にはリストラクチャリング費用49億円を含めて構造改革費用130億円がありましたが、当期は第3四半期までの10億円に合わせて、第4四半期では37億円を加えて47億円を含んでいます。また、3月に起こりました大震災によって、18億円の損失影響額が入っています。これらを総合しますと、今期は累計で65億円の影響となっています。次に、セグメント別に見てまいります。受動部品事業は、エプコスを含めた売上の伸びが大きく寄与しておりまして、前年の営業利益103億円の赤字から、247億円の黒字となり、大幅な増益となりました。磁気応用製品事業の営業利益は469億円で、前年比微増なっています。その他の営業利益は55億円で、前年比3億円増加、5.8%の増益となりました。利益においても、受動部品事業の増加分が全社380億円増益の相当金額を占めています。

営業利益増減分析

続きまして、営業利益380億円増益の要因分析です。まず、受動部品を中心とした出荷が好調であったことで、操業度、品種構成を含んだ売上増加によって731億円の増益、次に、合理化コストダウン、材料値下げによる効果で222億円の増益要因となっております。一方、売価値引きが4.2%あり、397億円の減益要因となっております。次に、構造改革費用83億円の減少を含んだ販管費の減少が22億円あり、増益要因となっています。また、震災の影響額として18億円の減益、為替影響として180億円の減益要因がございます。380億円の増益の主因は、受動部品を中心とした操業度アップに起因する売上の増加によるものです。エプコス買収時ののれんの償却費用の当期発生額は52億円で、前年44億円に対して8億円増加しています。

財政状態

続きまして、2011年3月期末の財政状態についてです。総資産は1兆609億円で、前年3月期比306億円減少しました。負債合計は5,211億円で、前期末比207億円減少し、うち、有利子負債は2,450億円で、前期末比251億円の減少となっています。次に株主資本ですが、5,343億円となり、前期末比95億円の減少となっております。うち、包括利益はマイナス2,180億円で、前期末比459億円の減少となっています。これは、為替が全期末、1ドル93円4銭から、当期末83円15銭と円高になり、また、ユーロについても124円92銭から117円57銭と円高になったことで、外貨換算調整勘定が467億円減少したことによります。株主資本比率は、50.4%と、前期比0.6%上昇しています。有利子負債ですが、2,450億円に対して現金及び現金同等物が1,291億円あり、また、それに定期預金の短期投資508億円、国債などで保有している短期有価証券177億円を加えた合計が1,796億円となりまして、ネットの有利子負債は474億円となっています。

2011年3月期第4四半期概要(4Q)

続いて、2011年3月期第4四半期の連結業績概要についてです。前年同期第4四半期との比較になります。売上高は、2,136億円で、前年同期比22億円、1.0%の増収となりました。営業利益は、94億円で前年同期比11億円、13.3%の増益、税引前利益は、89億円で、前年同期比21億円の減少、19.1%の減益となっています。当期純利益は、66億円で、前年同期比31億円、88.6%の増益です。当期第4四半期の平均為替レートは、82円31銭対ドル、9.2%の円高、対ユーロが112円66銭で、10.6%の円高となっています。これによる第4四半期の為替の影響額は、売上高で約88億円の減収、営業利益で53億円の減益となっております。為替の感応度につきましては、これまでにご説明させていただいていますように、円とドルの関係においては1円の円高で、売上高で年間約55億円の減収、営業利益では約20億円の減益になっております。また、ユーロとの関係では、影響は軽微なものであります。

2011年3月期四半期比較(3Q vs 4Q)

次に、当期の第3四半期と第4四半期を比較した業績概要についてです。第4四半期は第3四半期に引き続きまして、スマートフォンを中心とした携帯電話、自動車及び産業機器向けの出荷が好調で、薄型テレビ、HDDと一部生産調整がある中で、3月の震災の影響があり、出荷が一部減少しています。そのような環境の中、当第4四半期の売上高は、2,136億円で、前四半期に比べまして63億円の減少、2.9%の減収となっております。また、営業利益は94億円と、前四半期に比べて78億円の減少、45.3%の減益となりました。ご説明申し上げましたように、当期4Qでは一次費用37億円に加えて震災の影響額が18億円あり、合計で55億円の影響を含んでおります。これは、前四半期の一次費用3億円と比較して、52億円の差になっています。エプコス買収時ののれんの償却費用は第3四半期の17億円から第4四半期は13億円と、4億円減少しています。セグメント別に見ていただきますと、受動部品事業におきましては、インダクタの売上が伸びましたが、コンデンサその他の受動部品が減少したことで、受動部品事業全体で3億円の減収、0.3%の減収、営業利益は震災の影響により第3四半期に比べて13億円減少の50億円となっています。磁気応用製品のうち、記録デバイスにおきましては、HDD用ヘッドの出荷が第3四半期比減少して結果、磁気応用製品事業の売上は第3四半期に比べて56億円、6.2%減少しました。その結果、営業利益は第3四半期に比べて47億円減少し、68億円となっています。その他の売上は、前四半期に比べて4億円減少し、営業利益は12億円減少の8億円となりました。

以上で2011年3月期通期業績及び四半期の概要説明とさせていただきます。ありがとうございました。

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