[ 2005年3月期 通期 連結決算説明会 ]HDD用ヘッド事業の概要について
取締役 専務執行役員 ヘッド ビジネス・グループ G.M. 上釜 健宏
ヘッドを担当しております上釜です。よろしくお願いします。
それでは、ヘッドビジネスグループの事業概要を簡単にご説明申し上げます。
まず、前期売上実績は、上期1,033億円、下期1,313億円。前回のご報告では下期見通し1,266億円と申し上げました。結果として、通期で2,346億円を達成することができました。今期2006年3月期は、上期1,208億円、下期1,332億円、通期で2,540億円を見込んでおります。
続きまして、HDD用ヘッドのシェアについて簡単にご説明申し上げます。
先ほど社長からもご説明がありましたが、前期はウエスタンデジタル社の影響による落ち込みで、平均で31%までしか挽回できませんでした。今期2006年3月期はキャプティブをもう少し取り込んで、何とか34%を達成しようという見込みです。
最後になりますが、HDD用の3.5インチ、2.5インチ用ヘッドの新機種の承認化状況をご説明申し上げます。
3.5インチ160GB/Pは、今年の末ぐらいから量産がスタートできるだろう、今まさに承認化中です。TMRを使用します。それから、2.5インチ60GB/Pは、中量産をスタートしております。しかし、実際のボリューム量産は、前回ご報告申し上げた1月、2月からは少し遅れて、5月、6月ぐらいになりそうです。これは客先の承認化の関係です。
以上、簡単ではありますが、ご説明を終了いたします。ありがとうございました。