[ 2005年3月期 中間期 連結決算説明会 ]HDD用ヘッド事業の概要について
取締役 専務執行役員 ヘッドビジネスグループG.M. 上釜 健宏
ヘッドビジネスグループの事業概要を、簡単にご説明申し上げます。まず、売上実績および今後の見込みです。上期は、前回の1,022億円の見込みに対して、実績として1,033億円を達成しました。下期は、前回見通しと同じく1,190億円を見込んでいます。結果として、通期で前回見込み2,212億円に対して、今回は2,223億円を見込んでいます。
続きまして、HDD用ヘッドのTDKシェアについてご説明申し上げます。前回は、通期30%と見込んでいましたが、今回は1%アップして31%を見込んでいます。これは、当社のHDD用ヘッドをお使い頂いている2つの得意先が、非常に好調にシェアを伸ばしていることが理由です。
最後に、HDD用ヘッドの製品化スケジュールについてご説明申し上げます。
3.5インチ用120GB/Pは、前回の見込みより1カ月ほど遅れていますが、ほぼ予定通り量産をスタートできると考えています。160GB/Pについては大幅に遅れています。3ヶ月ほど遅れて、来年の4月以降と予測しています。
2.5インチは、50GB/Pについては、ほぼ量産がスタートしました。60GB/Pについては、まさに今TMRヘッドにて承認化中であり、来年早々から量産がスタートするだろうと考えています。
以上、簡単ですが報告いたします。ありがとうございました。