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[ 2008年3月期 中間期 連結決算説明会 ]HDD用ヘッド事業の概要について

ヘッド ビジネス・グループ ゼネラルマネージャー 小林 敦夫

ヘッド ビジネス・グループ ゼネラルマネージャー 小林 敦夫

ヘッドビジネスグループ2008年3月期上期売上実績および下期通期売上見込みについてご報告いたします。上期は、前回見込みの1,464億円に対して今回は1,569億円、下期については前回見込み1,526億円に対して1,590億円、通期では前回見込み2,990億円に対して3,159億円。前年同期比で上期2%、下期5%、通期では4%の増収を考えています。

HDD用ヘッドの総需要とTDKのシェアについてご報告いたします。前回見込みでは、需要は5億台に届くとみていましたが、今回は5億台を切って、4億9,400万台とみています。しかしながら、大容量製品の増加に伴いヘッドの員数は2.8から3に、HGAの総需要についてもプラスと考えています。TDKの販売についても、私どものお客様も比較的調子がよく、前回見込みの31%から33%に上方修正させていただいています。

HDD用ヘッドの製品化スケジュールですが、3.5インチについては330GB/P、2.5インチについては160GB/P、1.8インチについては80GB/P製品が、年内にほぼ量産がスタートすると考えています。また、3.5インチは500GB/P、2.5インチは250GB/P、1.8インチは120GB/Pの新製品の承認化を進めています。

今回は、ヘッドの関係で進めている2件のディールについてコメントさせていただきたいと思います。
1点目、アルプス電気さんからのHDD用ヘッド関連事業の資産譲り受けについては、アルプス電気さんは加工工程を日本で行っているということで、国内で培った製造技術に関するノウハウを広く持たれていると認識しています。今回、設備とノウハウを同時に購入することで、これを最大限に活用できると考えています。また、後工程の設備については、生産拡大に伴って弊社が新規に投資をすることに比べると、優位に設備調達ができると考えています。また、ノウハウを活用することで、歩留まりのさらなる向上や、材料、消耗品の削減といった面で、既存の生産ラインで、生産性をさらに一段向上できると考えています。組立工程においても、TDKとは違ったコンセプトでラインが構成されているため、生産コストで有利とされてきた私ども中国のオペレーションにおいて、昨今の労務費の上昇を考えた場合に、このような技術が有効に使えるのではないかと考えています。
2点目に、サスペンション事業。従来から、主要部材であるサスペンションの調達コストがなかなか下がらないことがヘッドメーカーにとっての大きな課題で、サスペンションをいかに無駄にしないか、使い切るかということで苦労していました。一方、サスペンションメーカーにおいては、サスの需要と、それに伴う能力のマッチングがつかないために、苦しい状況が続いていたと聞いています。今回、TDKとマグネコンポ社が一体となることによって、このような課題を克服することが可能になります。また、マグネコンポ社の主要顧客と、TDKがこれから増える分で、マグネコンポ社のサスペンションもさらに拡大し、フルに活用することで有効になってくると考えています。サスペンション事業も、TDKにおけるHDD関連事業の新たな柱になるものと信じております。

以上です。ありがとうございました。

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