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[ 2007年3月期 中間期 連結決算説明会 ]HDD用ヘッド事業の概要について

ヘッド ビジネス・グループ デピュティ・ゼネラルマネージャー 小林 敦夫

ヘッド ビジネス・グループ デピュティ・ゼネラルマネージャー 小林 敦夫

ヘッドの小林でございます。よろしくお願いいたします。HDDヘッド事業の概要についてご報告申し上げます。

2007年3月期上期売上実績および下期通期販売見込みですが、上期の結果については、前回見込みに対して4%増の1,540億円になっています。これはIT、CEの好調に伴って、数量増によりもたらされたものです。下期は前回見込み1,412億円に対して、今回1,390億円を見込んでいます。数量については8%ほど増える見込みですが、売価については厳しいと見込んでいますので、こういう結果になっています。しかしながら通期では、前回見込み2,890億円に対して、今回2,930億円という見込みを立てています。

HDD用ヘッド総需要とTDKのシェアについて申し上げます。HDDの総需要は、前回見込みと変わらず4億3,500万台。員数については前回2.8を見込みましたが、今回は0.1ポイントアップの2.9を見ています。内容については、3.5インチ80GB/P、低価格品のヘッド員数が比較的多いのではないか。2.5インチモバイル製品は、単板に比べ2枚バージョンの増加が引っ張っていると考えています。TDKの販売の通期のシェアの見込みは、現時点で31%と見ています。

HDD用ヘッドの製品化スケジュールを、3.5インチ、2.5インチの製品についてご説明します。3.5インチについては、160GB/P製品はすでに量産をスタートして順調に生産しています。250GB/Pは、先ほど社長の話にありました垂直プラスTMRの製品となりますが、2007年の第2四半期以降に量産化を見込んでいます。2.5インチについては、80G/BPが量産に入っています。120GB/Pは来年以降、量産スタートと見込んでいます。

以上です。