[ 2002年3月期 通期 連結決算説明会 ]HDD用ヘッド事業の概要について
ヘッドビジネスグループ G.M. 上釜 健宏
スライド1,2
HDD用ヘッド事業の概要についてご報告します。
まず、ヘッドビジネスグループ2002年3月期の売上実績について説明します。説明が重複するところがあると思いますので、簡単に説明します。
前期の上期は対前期比30%減と大幅減となり、640億円の実績となりました。下期は対前期比7%増の830億円。下期の挽回にも関わらず、通期で対前期比13%減の1,470億円でした。
スライド3
次に、HDD用ヘッド総需要とTDKシェアを簡単に説明いたします。今期と来期のHGA需要は前期5億2,100万個に対して、今期は5億1,400万個と若干減少するとみています。先ほど社長の説明にもありましたとおり、ハードディスク1台当たりのヘッドの員数、特に80GB/Pになった時は相当減るだろうという予測からきています。
シェアですが、先ほど社長からも説明がありましたとおり、前期第4四半期は27%まで挽回しましたが、前期は平均として23%。今期は29%を目標にしています。
スライド4
続きまして、ヘッドの製品化スケジュールについて説明します。ここでは3.5インチプラッター当たりの容量とお考えください。まず、60GB/Pはちょうど量産がスタートしました。今、2社に納入しております。80GB/Pは、今まさに承認化の真っ最中です。早いところで、今年9月から量産を予定しています。120GB/PはTMRを使ったサンプルを今年8月から本格的に出荷する予定です。
スライド5
最後になりましたが、今期の売上見込みは対前期比0.1%減の1,469億円を見込んでいます。
簡単ではありますが、以上で説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。