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[ 2002年3月期 第3四半期 連結決算説明会 ]HDD用ヘッド事業の概要について

ヘッドビジネスグループ G.M. 上釜 健宏

ヘッドビジネスグループ G.M. 上釜 健宏

スライド1

HDD用ヘッド事業の概要について

スライド2

まず、第3四半期売上実績及び下期売上見込みについてですが、昨年11月時の見込みの360億円に対して、実績383億円を達成しました。これは一部出荷数量等、予定に満たなかった機種もありましたが、為替要因等によりまして売上金額は達成しています。
次に、下期見込みは昨年11月時の750億円に対して、今回797億円を達成できる見込みです。これにつきましては、下期は40GB/Pの販売が好調に推移しておりまして、売上数量、金額ともに、昨年11月時の見込みを達成できる予定です。

スライド3

続きまして、総需要、シェアについてご説明申し上げます。
まず総需要ですが、見込みに対し、PC需要に関しては変化なしとみています。HDD総需要につきましては、ほぼ底を打ったとみられ、回復基調と判断しています。そのために、若干の上方修正をいたしました。
HDD1台あたりのヘッドの員数ですが、下期の員数の減少は、急激な見込みよりもやや緩やかに推移するのではないかと思います。また、サーバ用のHDDが非常に堅調であるということで、員数を若干上方修正いたしました。
次に、TDKのHDD用ヘッドのシェアについてですが、先ほども申しましたとおり、下期は40GB/Pの販売が好調に推移しています。しかしながら、サーバ向けの需要が増えているにもかかわらず、このサーバ向けに関してはTDKの販売増に寄与していないという事実があります。そのために、下期平均シェアの見通しを少し下げまして、28%程度にとどまるとみています。ただし、第4四半期に関しては30%台のシェアを獲得できる見通しです。

以上、簡単ではありますが報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。