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[ 2008年3月期 第1四半期 連結決算説明会 ]HDD用ヘッド事業の概要について

ヘッド ビジネス・グループ ゼネラルマネージャー 小林 敦夫

ヘッド ビジネス・グループ ゼネラルマネージャー 小林 敦夫

ヘッドビジネスグループの小林です。よろしくお願いします。
前回の決算説明でもお願いしましたが、現在、アルプス電気さんとHDD用ヘッドの資産譲渡について、正式な契約に向けて交渉中です。これに関するご質問、将来に向けての業績に対してお答えできない内容があると思いますが、ご了承ください。

それでは、ヘッドビジネスグループの2008年3月期第1四半期売上実績および上期・下期売上見込みについてご報告いたします。
上期の前回見込み1,352億円に対して、第1四半期の実績は704億円、前年同期比5%の減収となりました。数量は16%ほど増えましたが、売価値引きが19%と非常に厳しかったこと、その他、為替、品種構成を合わせて5%の減収となっています。

全体を見ますと、上期の見込み1,352億円を1,464億円に上方修正しています。第2四半期以降、数量はさらに拡大すると見ています。下期は、前回見込み1,580億円に対して、今回は1,526億円に若干下方修正しています。第3四半期までは需要が堅調に見えていますが、第4四半期の内容に不透明な部分があるということで、下方修正させていただきました。ただ、通期では、前回見込みの2,932億円に対して2,990億円と、60億円ほどプラスで考えています。

HDD用ヘッドの総需要とTDKのシェアについては、前回見込みは変えておりません。数量は5億台、員数2.8、総需要が1,427、シェアは31%と見ています。

HDD用ヘッドの製品化スケジュールについても前回と同様、変更はありません。3.5インチは334GB/Pの発表がございました。2.5インチは120GB/Pから160GB/Pへ、1.8インチは60GB/Pから80GB/Pへ、製品の移行を考えています。

以上でございます。