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[ 2007年3月期 第3四半期 連結決算説明会 ]HDD用ヘッド事業の概要について

ヘッド ビジネス・グループ デピュティ・ゼネラルマネージャー 小林 敦夫

ヘッド ビジネス・グループ デピュティ・ゼネラルマネージャー 小林 敦夫

ヘッドビジネスグループ小林です。HDD用ヘッド事業の概要について、ヘッドビジネスグループの2007年3月期第3四半期の売上実績および通期販売見込みを報告させていただきます。

第3四半期の実績は768億円、第4四半期見込みとして713億円、下期合計1,481億円を見込んでいます。前回10月の見込み1,390億円に対して、約6%増えると見ています。通期では、2,930億円に対して3,021億円の売上を見込んでいます。

HDD用ヘッドの総需要とTDKのシェアについてご報告します。今回見込みは前回見込みに対して、需要については若干増の4億4,000万台。員数は2.9でそのまま。HGA需要は増えて12億9,200万個。TDKのシェアは、需要が増えた分、販売も増えていますので、31%と変わらない数字で見ています。

続きまして、HDD用ヘッドの製品化スケジュールです。今回は3.5、2.5、1.8インチの3つのカテゴリーを載せています。それぞれ小さいほうから、1.8インチの60GB/P、2.5インチの120GB/P、3.5インチの250GB/Pは、今年前半に量産に入る見込みです。次の容量帯、1.8インチの80GB/P、2.5インチの160GB/P、3.5インチの334GB/P(330GB/Pクラス)については、すでに承認化の活動に入っています。具体的な量産の日程ですが、今、垂直記録方式の流れになっていますので、メディアとのマッチング等、併せて早い時期に量産できるように活動しているところです。

以上です。ありがとうございました。