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[ 2006年3月期 第1四半期 連結決算説明会 ]Q&A

Q1. 第1四半期に予定されていたリストラ費用はどのくらいで、それが第2四半期以降はどうなるのか。今期は年間45億円くらいのリストラ費用だったと思いますが、これが現状どうなるかということの確認をお願いします。
A1. 年間で45億円のリストラ費用を使うことに変わりはありません。このうち、第1四半期で16億円ほど見込んでいましたが、実績は5億円でした。第2四半期は35億円を予定しています。
Q2. コンデンサの売上見込みですが、第1四半期を100とした場合に、第2四半期、第3四半期、第4四半期はどのように想定されているのか。それから、歩留まりの問題等で落込んだ前期第4四半期に対してコンデンサの収益性はどこまで良くなっているのか。そして、第2四半期以降の見通しについていただければと思います。
A2. コンデンサに関して申し上げます。第1四半期の売上高は、江南から話があったように前年第1四半期対比が14%減ですが、7月に入って注文が相当回復しています。第2四半期は前年同期比で少なくとも90%程度まで回復するのではないか。第3四半期以降は、前年同期を越えるレベルにまで回復するのではないかと思っています。だいぶ心配しましたが、ようやくここにきて、歩留まりと注文が見えてきています。今後は、利益もだいぶ回復すると思っています。
Q3. 第1四半期のコンデンサの収益率は前期の第4四半期に比べると横ばいぐらいの収益率だったということですか。
A3. コンデンサの収益率は第4四半期に比べてこの第1四半期は少し良くなっています。
Q4. HDD用ヘッドのHGAベースの出荷本数をお伺いします。昨年の第1四半期を100としたときに、前回の説明会で、第4四半期の実績が155、今期の第1四半期が145、第2四半期が160という見通しを出していただいていますが、第1四半期の実績および第2四半期以降の見通しについてご説明いただけますか。
A4. 昨年の第1四半期を100とした場合に、今回の見直しと実績で、第1四半期は154、第2四半期は163と見ております。第3四半期以降はまだ見直しておりませんので、前回同様174、167と見ています。
Q5. 富士通との合弁会社が今期から連結に入る予定だと伺っていますが、合弁会社の売上高および営業利益への寄与度がどれぐらいあるのか教えていただけますか。
A5. 申し訳ありませんが、データを持ち合わせておりませんので、ご容赦ください。
Q6. 全社の第4四半期の利益と第1四半期の利益についてお聞きします。第4四半期は期末にいくつかの特殊要因がありましたので第1四半期と同一の基準で考えた場合、すなわちそのような特殊要因を控除した実質利益として第1四半期がどのように動いたのかを教えてください。そこに変化があるとすると、セグメントごとにどのような形で、増益要因、減益要因になったのか教えてください。
A6. 第4四半期と第1四半期の利益ですが、第4四半期には年金代行返上益が62億円入っていました。それをさっ引くと、第4四半期は利益水準を落としています。それから比べるとこの第1四半期はかなり回復しています。記録メディアはあまり変わりませんが、HDD用ヘッドを含めて電子素材部品は良くなっています。
Q7. 記録メディアに関してですが、当初のご計画と対比して、損益改善が進んでいるのかどうか。遅れ等があるとすると、それはどういう要因で遅れているのか。また、遅れている傾向が続いた場合、追加的な施策をお考えなのかどうか、コメントを頂戴できればと思います。
A7. 記録メディアは第1四半期で25億円赤字を出しました。この水準は、前年度第2四半期以降に続いている水準とほぼ同じくらい。第3四半期は非常に悪かったですが、同じ状況が続いています。損益改善が遅れているのかというご質問に対しては、今、構造改革を始めていますので、この数値はほぼ期首計画に似た数値と同じということで、動きとしては計画の範ちゅうで動いていると理解しています。
Q8. 記録メディアのご計画では、第4四半期で黒字まで持っていくというお話でしたが、その通り進んでいる理解でよろしいですか。
A8. そのつもりです。
Q9. 全体の利益の比較の中で、昨年の第4四半期は利益率が比較的低かったというご説明がありましたが、TSC(半導体デザインの子会社)を除いたベースで見てもそうだったということでしょうか。
A9. そうです。
Q10. HDD用ヘッド事業の収益性について教えてください。前期の第4四半期は代行返上益が入っているので、前年比較で見た場合の収益性はどうなっていますか。
期首計画では、通期ベースで相当売上が増えて利益は横ばいという計画でしたから、利益率は下がる計画だったと思いますが、昨年の第1四半期と比較した場合の利益率はどのような動きになったのか教えてください。
A10. 昨年の利益水準と比較すると、利益率は少し落ちているという感じです。数量は伸びていますが売価が下がっているということで、利益率は少し落ちています。利益額はかなり伸びています。
Q11. ちなみに、HDD用ヘッドとコンデンサの利益を足した額を去年の第1四半期と今年の第1四半期で比較したときに、前年比較では増益になっていると考えてよろしいですか。
A11. ほぼ同水準です。
Q12. HDD用ヘッドの価格についてですが、前年比較で見た場合、HDD用ヘッドの価格のマイナス影響が出ていましたが、HDD用ヘッドの価格は去年の上期に、在庫調整でHDDの価格下落とともに、下期に向けてかなり引き下げがあったと思います。前期の第4四半期とこの第1四半期を比較した場合のHDD用ヘッドの価格は、どのような推移になっていますか。
A12. 値引きは5%です。80GB/Pの延命と、2.5インチ40GB/Pが引き続きあることが大きな要因となります。
Q13. 第2四半期にかけての、全体の営業利益の方向感を教えていただければと思います。期首のご計画では上期が256億円でしたから、第1四半期でほぼ半分(129億円)になりますが、現状の各セグメントの状況を踏まえて、今のご計画に対する感触に対してコメントを頂戴できればと思います。
A13. 第2四半期の利益ですが、HDD用ヘッドは第1四半期とあまり変わらない状況が続くだろう、コンデンサは若干回復してくるであろう、そしてその他の電子部品も若干良くなりつつあるだろうと見ています。そういうことからすると、利益は増加しそうですが、リストラ費用をこの第2四半期で見込んでいます。そういう意味で、トータルすると期首で発表した上半期の数字は何とか上回って、前年並みには行くと考えています。
Q14. HDD用ヘッドはキャプティブメーカー(HDD用ヘッドを内製しているHDDメーカー)の取り込みが進んでいるというご案内をいただいておりますが、現状、その見方が加速しているのか、ご計画通りなのか、遅れているのか。そのあたりの感触も教えてください。
A14. キャプティブメーカーへの取り込みは、今のところ順調に進んでいます。上期でシェアは24%、下期で27%まで増やせる見込みです。
Q15. 今回、数カ月で2社買収されましたが、どちらも外から見ていると厳しい業界です。御社の収益性の観点からも、慢性的にかなり厳しかった事業に数百億円を投下されるということで、当然検討の過程で撤退、縮小という考え方もあったと思います。それなりの勝算、採算の見込みがあってのお話かと思いますが、外から見る限りは楽ではない事業をあえて買収されているような印象があります。現状、不採算事業もまだ残っていると思いますが、そういった事業の今後の扱いについて、お考えをお聞かせ下さい。例えば、さらに、そういった不採算部門を買収によって良くしていかれるのかどうかについてです。また、特に、電源というのは、今回買収されても世界シェアが3、4割になるわけではありませんし、競争相手もたくさんいます。それでも魅力的な事業だということでしょうか。
A15. 立て続けに2社買収していますが、両方とも厳しい事業です。5月に買収したのはポリマー電池関係の事業です。過去、TDKはエネルギー関係の事業をやろうとしていて頓挫したことがありますが、そこにもう一回挑戦ということです。
それから電源事業については、今回ラムダグループさんと一緒にやっていくことにしました。電源事業そのものは厳しい事業ですけれども、市場は大きく、我々としては縮小よりも拡大していかなければいけない事業と判断しています。そこで、リストラに成功されたデンセイさんのお力をお借りして、電源事業をてこ入れし、立て直してみたいということです。
また、電源市場規模は年間1兆2千億円くらいあります。その中で、我々が主として事業展開している産業機器の分野は、約1,500億円あります。この産業機器分野のうち、TDKのシェアは5%しかない。ラムダパワーグループさんは約20%を持っています。合計すると25%になります。この市場はまだまだ増えると思っていますし、コストや販売において改善の余地もおおいにあり、我々にも勝算はあるという考え方で投資決定しました。
Q16. コンデンサですが、どうして値段がこれだけ下がり続けるのか。将来ある時点で落ちる人が落ち始めて、例えば、あと一年もすると、生き残った人の利益が出るようなことがあり得るのか、汎用製品である以上そういうことは考えられないのか、専務のご見解をいただければと思います。
A16. コンデンサについては、確かに嫌になるほど値引きがありまして、そろそろ誰かにやめてもらいたいのが本音です。勿論、そんなに簡単に止めることが出来る事業ではありません。我々としましても、コンデンサ、白物をやっている上では、積層コンデンサを止めるというのはセラミック関連事業から撤退するぐらいの大きな決断になります。当然、簡単な決断ではありませんから、現実には、競争はまだまだ続くのではないかと考えています。
ただ、一般コンデンサはいくら下げようにも、既に、絶対値が低いですから、そんなに下がらないのではないかと思います。一方、我々が重点的にやっている高容量、大容量、特殊製品のコンデンサは、これからも競争は続くだろうし、まだまだ下がる余地はあるのではないかと考えています。我々もある程度値引きを受け入れることを考慮しながら、利益率をどう確保するかを真剣に検討しています。その結果、どんな占有率になるのかというのは個々の企業努力によって決まることになるので、こういった要素を考えながら今後もこの事業を展開してゆきたいと思っています。
Q17. 通期のセグメントの部門別売上予想は資料に出ていますが、中間期のセグメントの部門別売上予想があれば教えてください。
A17. 今回の部門別売上見込みは、期初の計画に対して、電子材料の売上見込みを減らし、記録デバイスの売上見込みを増やしています。基本的な考え方は記録デバイスが上方に振れた分、電子材料や電子デバイスの下方見直しで相殺されるというのが通期の見方になっています。これらの半期の数字については、ご容赦願いたいと思います。
Q18. HDD用ヘッドのブレークダウンですが、エンタープライズ、3.5インチ、2.5インチといったフォームファクター別の第1四半期のブレークダウンと、3.5インチの中の容量別のブレークダウンがあれば教えてください。フォーキャストもあれば、併せて教えてください。
A18. エンタープライズ、デスクトップという比率で分けた場合、第1四半期はデスクトップが48%、エンタープライズが15%、2.5インチが34%、1.8インチ以下が3%という比率になっています。第2四半期については、デスクトップ45%、エンタープライズが16%、2.5インチが36%、1.8インチ以下は3%と見ております。
HDD用ヘッドの3.5インチの構成ですが、第1四半期80GB/Pが65%、100GB/Pが26%、120GB/Pが8%、130GB/Pは1%という比率になります。第2四半期は今のところ、80GB/Pが50%、100GB/Pが24%、120GB/Pが増えて20%、130GB/Pが6%と見込んでいます。

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