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[ 2005年3月期 第1四半期 連結決算説明会 ]Q&A

Q1. 今期上期の製品別売上高と営業利益の見通しを教えて欲しい。
A1. 上期の製品別売上高は電子材料が908億円、電子デバイスが576億円、記録デバイスが1,022億円、IC関連その他が約100億円、記録メディア・システムズが602億円の合計3,208億円と見ている。7-9月期の営業利益は、4-6月期並みの140億円を考えている。
Q2. 4-6月期のリストラクチュアリング費用は約4億円とのことだが、上期と通期での計画値を教えて欲しい。
A2. 今期のリストラクチュアリング費用は通期で36億円、7-9月期は約9億円を見込んでいる。
Q3. 一般の電子部品の受注状況について、先ほど、春に比べて6〜7月は頭打ちとコメントされていたが、それはどういうアプリケーションで、どんなところに頭打ち感があって、いつぐらいから戻ってくると見ているのか。そのヒントを教えて欲しい。
A3. 一般の電子部品の受注状況は、3、4、5月くらいまでは良く、6月は落ちている。7月は6月より少し上にきている。この傾向が年末商戦に向けて、8、9月と伸びていくかどうかという状況だ。
Q4. コンデンサの今後の販売計画について、四半期ごとの推移を売上の指数でも結構なので教えて欲しい。また現時点で、需給面での逼迫感などの観点より、現在、需給バランスが変化しているという状況はあるか。
A4. コンデンサはこの4-6月期との比較で、7-9月期は売上金額で約3%増えると見ている。10-12月期は7-9月期よりさらに少し増加し、1-3月期で、4-6月期レベルに下がるという見方をしている。また、4-6月期では、前年同期比で売価が約10%下落しており、このような状況が今後も続くと考えている。また、前回の説明会で申し上げたように、この4-6月期にて月産130億個体制ができており、今、月産150億個体制にするために動いている。現在は、当面の注文には応えられる状況を作り出せていると認識している。
Q5. 今期のコンデンサの販売見通しと4-6月期の収益性についてHDD用ヘッドとの比較で教えて欲しい。
A5. 今期は前期に比較して金額ベースで10%の成長を見込んでいる。また、4-6月期の収益性はHDD用ヘッドの収益性と比較した場合、ほぼ同じくらいだった。
Q6. 最近の状況として、大手顧客のHDD市場でのシェアがかなり低下していると思うが、これは、この4月ないしは6月に起きた問題がシェア低下の原因となっていると考えてよいか。
A6. 必ずしもそうではない。まず、全体的に3.5インチのハードディスクドライブ(HDD)そのものが在庫過剰となっており、各社生産調整をしていることが理由の一つとして挙げられる。品質の問題は、確かにPCメーカーで若干あったように聞いているが、私どものHDD用ヘッドの受注はそんなに落ち込んでいない。
Q7. TDKと富士通は今日、事業提携を発表した。TDKは、Western Digital社のHDD用ヘッド内製化に対応して、現有のお客さまとのビジネスを増やすという戦略だったと思う。ここ最近の大手顧客のシェア低下を踏まえて、TDKのHDD用ヘッド事業の戦略に修正は必要か。
A7. TDKにとっては、富士通との提携も一つの戦略である。その背景には、富士通とのビジネスを確固たるものにしていきたいという思いもある。TDKは戦略実行のためにいろいろ手を打っており、今のところ当初の戦略内容を変更する考えはない。
Q8. 今年の1-3月期のHDD用ヘッド出荷数量を100とした場合、4-6月期、7-9月期、10-12月期の販売見込数量を指数化して教えて欲しい。
A8. 前回の見通し時には、2004年1-3月期を100としたときに、今期の4-6月期97、7-9月期100、10-12月期110、1-3月期111と見ていた。今回はそれを若干修正して、4-6月期100、7-9月期104、10-12月期と1-3月期は前回と同じで110、111と見ている。
Q9. 富士通との提携では合弁会社設立によって、ウェハー工程はどうなるのか。また、合弁会社は何を製造するのか。
A9. 合弁会社が稼動を開始しても、富士通、TDK両者にとって、ウェハー工程は何の変化もない、つまり、両者とも今までどおりウェハー工程を稼動させる。合弁会社はスライダー加工とHGAの製造を担当する。また、この合弁会社の生産したものは全量、富士通に供給する予定である。
Q10. HDD用ヘッドの下期の見方に関しての質問。前回の説明会では、下期の販売増加のために、HDD用ヘッドを内製するドライブメーカーから新たにビジネスを獲得する施策と、既存の顧客においてTDKのシェアを上げる施策をもって、下期の販売を増加、確保するという説明があった。この下期にかなり販売を増加させる可能性についての根拠、説得力のある具体的な説明を頂ければありがたい。また、おそらく、この下期はかなり組み立ての仕事が増えてくると思うが、収益性についても、今の利益率に対してどうなるのか教えて欲しい。特に組み立ての仕事が増えることにより、HDD用ヘッド事業全体の収益率が悪化するという見方はあるのか。
A10. 下期の販売増をどうして実現させるのかというご質問だが、1つは大手顧客が順調に回復してくるとみている。次に、100GB/Pが立ち上がってくると見ている。具体的な事例としては、キャプティブメーカー(HDD用ヘッド内製のHDDメーカー)で新たに2機種承認が取れた。また、富士通も、特に2.5インチが非常に好調である。このようなことを背景として、先ほど申し上げたように下期は約10%の販売増が可能と見込んでいる。したがって、今のところ、現在の販売戦略を修正するつもりはない。
それから、収益性についてだが、先ほども経理部長の江南が話したように、確かに80GB/P製品は値引きがあった。ただ、前回は歩留まり改善が厳しいと言ったが、これが予想以上にうまくいった。今後、更に厳しい値引き要請が出てくると思うので、収益的には若干悪くなるのかもしれないが、早く100GB/Pと120GB/Pを立ち上げていきたいと思う。
また下期に向かってHSAの比率はもっと増えていくと考えている。それによって売上金額がより増えるということになる。しかし、これは収益率という意味では、良くなる方向でないことは確かである。
Q11. 富士通との合弁会社について、もう少し詳しく教えて欲しい。まずこれには3.5インチのサーバーは入るのか、1.8インチや0.85インチは入るのか。また、連結にはいつ寄与してくるか。今後、富士通のヘッド後工程部分の売上高は、全部この合弁会社つまりTDKの連結に入ってくるのかどうか、下期の売上高に入っているかどうかも含めて教えて欲しい。他の顧客との関係は大丈夫か。
A11. 3.5インチだけでなく2.5インチ等、富士通が作るHDDに全量のHDD用ヘッドを供給する。実際に稼働が本格的になるのは来年の4月頃からなので、今期の業績にはほとんど寄与しないと考えている。また、この合弁会社の売上高は、連結ベースでは当社の業績に加算される。他の顧客との関係は全く問題ないと考えている。
Q12. 富士通は内製で行っていたHDD用ヘッドがある程度あったと思うが、今後、これらの売上高はTDKの連結にて計上されると考えて良いか。
A12. その通り。
Q13. 今年の2月にMaxtor社がTDKとのアライアンスの発表をした。これは具体的にいつ頃から開始するのか教えて欲しい。
A13. 今年中に動き出すと思って頂いて結構だ。ただし、具体的な内容を話すことはできない。
Q14. プレゼン資料にあるヘッド製品化スケジュールに合わせて、今後のHDD用ヘッドの技術動向について教えて欲しい。
A14. 3.5インチ向けの160GB/Pヘッドは、垂直磁気記録方式あるいはGMRプラスアルファの技術方式の2つを考えている。当然、歩留りの良い方を選択することとなる。2.5インチ向けの60GB/Pは主にTMRで承認を頂いている。
Q15. 先ほど、キャプティブメーカー(ヘッド内製のHDDメーカー)に新たに2機種承認されているという話が出たが、合計で何機種が承認されたのか。そして、その承認されたHDDタイプを教えて欲しい。
A15. 合計で3機種であり、基本的にはサーバーと3.5インチである。
Q16. 終わった期の有価証券報告書を見ると、Maxtor Peripherals (S) Pte. Ltd.向けの販売金額は796億円とあるが、今期4-6月期の実績と7-9月期以降の見通しを教えて欲しい。
A16. 今期1年間をトータルでみると、前期実績より増えると見込んでいる。四半期での実績はご容赦願いたい。
Q17. HDD用ヘッドの100GB/Pの出荷数量構成比について、4-6月期実績と7-9月期以降の見通しを教えて欲しい。
A17. 4-6月期の実績は2%、7-9月期が6%、10-12月期が10%、1-3月期が20%と上がっていくと見ている。
Q18. HDD用ヘッドはいつ頃から回復すると見ているのか。
A18. 6月が一番底だったと見ている。今後、7,8,9月と月を追うごとに少しずつ良くなると見ている。

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