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[ 2016年3月期 第1四半期 決算説明会 ]Q&A

Q1. 棚卸資産についてお聞きします。3月末から6月末にかけて155億円増えておりますが、その内訳としてどういった製品が増えたのかについて教えてください。
A1. 在庫につきましては、円安為替の影響もございますので、前年末から見ますと100億円強くらいの増加となっております。主に、スマートフォン市場向けの2Q以降の販売増を見込んでSAWや二次電池の在庫を積み増しております。
Q2. アメリカのテクノロジーの会社を中心に少しマクロ景気の影響を受けてスローダウンしているという声が聞こえてきます。また、半導体製造装置メーカーもガイダンスを下げていますので、少しそういった産業機器向けのところがスローダウンしているのではないかという懸念が今出ていると思うのですが、各市場の影響についてお聞かせください。
A2. 産機関係は若干弱含みで今後推移する可能性もあると思いますが、ICTに関しては、これから米系顧客の新製品が立ち上がってきますので、その分の上乗せが見込める状況でございます。中国はお客様によってそれぞれ状況は若干異なりますが、全体的に見れば今のところ受注状況に大きな変化はございません。自動車関係はエコカー含めて日本の方は生産が伸び悩んでおりますが、ADAS関係で部品の員数は増えていますので、自動車市場向けも受注状況に今のところ変化はございません。強い製品は更に引き合いが来ておりますので、増産を含めて対応してまいります。
Q3. 従来の計画と比べて今回の1Qの実績がどのような状況であったのかを教えてください。セグメントごとでの強弱、それから為替円安方向への動きもありましたので、それぞれプラスマイナスがあると思いますが、その辺りの感触を教えていただければと思います。
A3. HDDヘッドにつきましては、1Qで急速にブレーキがかかったというところは、やはり期初想定との大きなギャップでございます。ただ、その分を受動部品の上振れ、特に高周波部品のところで補ったことで、会社ターゲットはほぼ計画通りに来ていると思います。2Qにつきましては、HDDヘッドの回復と受動部品及び二次電池の数量増加を想定していますので、期初に立てた950億に対しては予定通り推移するだろうと考えています。ただ、為替につきまして115円で計画を据え置いておりますので、現在の為替水準に基づけば、多少上振れの可能性もあると考えております。
Q4. 受動部品の売上高が4Qから1Qにかけて8%増えていて、1Qから2Qにかけてさらに3%から4%増えるという予想ですが、受動部品内の製品毎の数値についても教えて下さい。
A4. 受動部品全体で1Qから2Qにかけて3%から4%の売上の伸びを想定しておりますが、受動部品のどの製品もそのレンジの伸びを見込んでおります。ただ、高周波部品におきましては、ディスクリート品とモジュール品がございますが、ディスクリートの方が多少強いと思っております。
Q5. ディスクリートでも、2QはPAモジュール向けに出しているディスクリートが増えるのではないかとか推測していますが、見通しについて教えて下さい。
A5. 2Qはおっしゃる通りPAメーカー様のモジュール用ディスクリート品が増加する見込みです。
Q6. 中国向けが若干調整で下がって、PAメーカー向けが上がっていくというようなイメージでいいでしょうか?
A6. そうですね。どちらかというと、米系のPAメーカー様の受注が増えてくるという状況です。
Q7. HDDヘッドの出荷は、4Qから1Qにかけて大幅に減りましたが、それに見合った生産の減少があったので2Qは出荷が増えるにつれて同じように生産も増えると考えてよろしいですか?
A7. はい。そのようにお考えいただいてよろしいかと思います。
Q8. HDDヘッドの1Qから2Qにかけての数量変化について教えて下さい。
A8. 2Qの出荷指数は76から90に戻ると認識をしております。当然のことながら当社はハイエンド・ニアラインのところにかなり深く食い込んでおりますので、このエリアは戻ってくるだろうと想定しております。1QはHDD市場自体が大きく落ち込み、特に2.5インチを中心としたラップトップ系HDDが大きく減少しましたので、ハイエンド・ニアラインの部分だけが戻るのではなく、2.5インチも2Qにかけて戻ってくると考えております。
Q9. HDDヘッドの1Qの落ち込みがHDD市場の落ち込みよりも若干厳しかったと思いますが、その背景をお聞かせ願えますでしょうか。
A9. HDD市場台数は、出荷ベースで計算をしております。一方、生産ベースの数量は、当然メーカー様の生産計画に左右されますので、当社のHDDヘッドはその生産調整の影響を受けることになります。その差が一点目の要因です。
2点目は、2.5インチHDDの影響です。市場における2.5インチの落ち込みがかなり大きくありました。当社は2.5インチ依存を徐々に脱却しながら、ハイエンド・ニアラインのところに軸足を移してきたわけですが、それでもやはり2.5インチの割合はまだ大きくあります。そのマーケット全体の平均に対しては2.5インチの落ちの影響を受けたことが、2点目の理由です。
3点目の理由が、HDDメーカー様のHDDヘッド生産の稼働になります。HDD全体の需要が低下する中で、やはりHDDメーカー様のほうでも当然自社のHDDヘッドの稼働をどうしても維持していく形になります。特に2.5インチの500GB用ヘッドや3.5インチの1TB用ヘッドはもう出荷されてから4年~5年も経過しています。当社もその間に開発を継続して、ジェネレーション1、ジェネレーション2、ジェネレーション3と、HDDメーカー様の生産性が改善するような製品をオファーしてきておりますが、さすがに数の浸食というものは避けては通れませんので、その部分でやや影響が大きくでていることも事実であります。
Q10. HDDヘッドの2Qに向けた単価の前提をどう置いているのか教えてください。
A10. 単価ですが、数が多いロングライフの製品は既に価格も下落してきていますので、これ以上は大きな下げはないということを前提にしております。しかしながらドライブの値段も相当下がっていますので、お客様からの価格プレッシャーはかなりあります。具体的な数値は申し上げられませんが、現実的な要素を適切に計画に織り込んでおります。
Q11. ニアラインの需要は基本的に非常に強いと思いますが、足元の市場調整の中ではニアラインの需要も下がったと思います。今後のニアラインの市場動向は、元の成長路線に下期に向かって戻っていくのか、ニアライン市場の見方について教えてください。
A11. ニアライン市場ですが、今大体HDDの数として四半期当たり1,000万台くらいが昨年から続いています。市場のHDDの中身が3TBから4TB、4TBから6TBというように新たに出荷されるHDDの容量が段々大きいものになってきました。ニアライン市場は、下期にかけて新しいHDDも出て徐々に戻ってくると思います。弊社のHDDヘッドもニアライン向けでご承認をいただいていますので、下期に向けての新製品に取り込んでいただけると見ております。
Q12. 今回HDD市場の販売数量を4億9,000万台に修正されていますが、ニアライン向けなどでは員数増なども起きていると思います。HDDヘッドの数量がこの4億9,000万台に対して今年度はどのくらいの本数になるか教えてください。
A12. 今期の4億9000万台ベースの時のHDDのヘッドの数量は、約16億5000万本と見ております。期初では約17億5000万本でしたので、約1億本下がっております。今の段階では、HDD1台あたり3.4本位を見ています。昨年は3.2本位でした。2.5インチが減っていることもありますが、着実にニアライン系、つまり枚数が多いHDDが増えておりますので、3.4本というレベルに徐々に上がってきております。
Q13. リチウムポリマー電池(二次電池)についてお聞きします。今北米向けに加えて、中国向け、それから韓国向けが拡大しており、地域的な広がりが出てきていると思います。おそらく薄型のスマートフォンにかなり利用されているのかと思っておりますが、全体的にポリマー電池の広がりが一時的な要因で終わるのか、それとも中期的に見ても成長ができるのか、今後の見方について教えてください。
A13. リチウムポリマー電池は、薄型化及び3Dバッテリーのようなかなり特殊な形状に対しての適用性といった特徴があると思っていますので、薄型化が進んでいるモバイル機器へのリチウムポリマー電池の採用は今後も着実に拡大していくと考えています。また、ドローン等の新しいアプリケーションにもリチウムポリマー電池の採用が広がっていますので、これからも十分伸ばせると考えております。

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