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[ 2009年3月期 第3四半期 連結決算説明会 ]Q&A

Q1. 3Q、4Qの、ヘッド、コンデンサそれぞれの稼働状況、稼働率について教えてください。
A1. HDDヘッドの3Q、4Qの稼働率は、3Qは平均して6〜7割ぐらい。4Qは5割を切って4割ぐらいになるとみております。
コンデンサの3Qの稼働率は約50%、4Qは在庫調整の影響もありまして30%台を想定しています。
Q2. 2点目は、エプコスの1-3月の売上がさらに減少するようなガイダンスが出されていますが、09年度の赤字を避けるためにどういった手が打たれているのか、もしくはこれから打つのか、解説をお願いいたします。
A2.  エプコスについては、先ほど3Qに4億円の構造改革費用が入っていると申し上げましたが、今のところ4Qも4億円ぐらい入っています。その次にやらなければいけないのは、TDKとエプコスの拠点、重なる部分が多々ありますので、これを早急に対応してシナジーを出すことによって、今後に備えることになろうかと思います。
Q3. 4月以降の稼働は、受注状況によると思いますが、3Q並みに戻ると考えてよろしいでしょうか。
A3. 今おっしゃったように受注によって変わってきますが、少なくとも今の状況で、3月末に適正在庫にすることによって、仮に(受注が)増えてきた場合に、受注がくる分だけ即生産できる体制を採りたい。これが、4Qの我々の態度だということになります。
Q4. エプコスの件ですが、先ほど、リストラコストがクオーターでわずか4億円ぐらいということでしたが、これで来年度、黒字化するに十分な対応、指示ができているとご覧になっていますでしょうか。これで打ち止めなのか、それとも来年度、TDKさんに遅れてリストラチャージがかかってくるような動きを取られるのかどうか。費用の点で、のれん代等の計上は、どういう基準で事業性、将来を見据えて計上することになるのか、その辺りも含めてご示唆いただければと思います。
A4. エプコスの構造改革費用ですが、それぞれのクオーターで4億円というのは、十分だとは思っていません。TDKはエプコスの95%程度の株式取得をしたことで、エプコスと10月からステアリングコミッティが始まって、今まで4回ほど実施しています。次には、極めて具体的に話し合う中で、何をどうするか決めたい。会計処理の関係もありますが、評価減を含め意思決定することによって、今期中に計上できるものは計上していきたいと考えています。
Q5. HDDヘッドとコンデンサのいつもどおりのクオーターベースの売上の指数、数量の指数を教えてください。また、HDDヘッドにおいて、特に後工程における効率改善等は今回アルプスさん(から取得したHDD用ヘッドの設備)が押し上げたと思いますが、その辺りの完了目途、どういう効果をいつごろ見ているのか。富士通さんの今回の後工程の話も含めて、目に見える改善の時期をどのように見ているのかご示唆いただけますか。
A5. コンデンサの売上高は、前期の1Qを100にすると、今期1Qは88、2Qが90、3Qが60、4Qは50程度を見込んでいます。
HDDヘッドの数量指数は、前期1Qを100として、今期1Qは112、2Qは127、3Qは109、4Qは76を見込んでいます。後工程の改善については、今期の下期から効果がすでに出始めて、工程の改善はかなり進んでいます。残念ながら大きな数量ダウンの波で、結果として具体的なプラスの数字として出ていませんが、この部分についてはすでに改善が進んでいます。
Q6. HDDヘッドで従来の利益率を出すために、例えば、従来の7割方の数量でそれぐらいの利益が出るとか、損益分岐点の切り下がりの効果が出るような対策は、どのようにされているのでしょうか。
A6. おっしゃるとおり構造改革を大胆に進めて、来期、体制を建て直していきたいと考えています。
Q7. エプコスのところで、実質的なキャッシュが伴うリストラ費用は出ないということでよろしいですか。
A7. 実質的なキャッシュが出るというのは、基本的には人に手を付けたときです。設備は除却したり評価減をしてもキャッシュアウトは伴わないということで、今のところ我々は考えていません。エプコス側は状況が違うのでわかりませんが、3Q、4Qの各4億円は、人絡みの話だと思います。
Q8. HDDヘッドの第4四半期の出荷数は相当落ちていて、これだけ稼働率が落ちてきたときに、ヘッドを内製しているHDDメーカーは今どういう動きになっているのか。つまり、彼らにとっては自分たちのHDDヘッドの稼働を上げたほうがいいわけですが、そこはどういう動きになっているのか。つまり、4-6月期、7-9月期で需要が戻ったときに、本当に御社のヘッドは戻るのかどうか、わかる範囲で教えてください。
A8. HDDヘッドですが、かなり環境が悪くなる中で、内製をお持ちのお客様は社内を活用されると思います。ただし、必要となる技術を供給することによって、魅力があれば我々のヘッドを継続的に買っていただけると思っています。それがどの数量なのかということについては、今の時点では何とも言えませんが、我々の技術、価値を認めていただいているお客様からは、注文がいだけると考えています。
Q9. 今までも同じように御社の技術的な魅力を感じて発注してくれたと思いますが、例えば、彼らが使うヘッドの何割といったような、何らかのコミットメントはありますか。
A9. そのことについてコメントはできませんが、我々は、技術とコストを合わせてお客様に評価していただいていると考えています。
Q10. エプコス関連で今期、買収に伴うのれん代等の一時費用として50億円ですが、来期以降、オンゴーイングでどれぐらいのれんの償却が発生するのか。これはアモタイズできる部分があると思いますので、ランレートでいくら発生するか。在庫の評価減をやらないと会計上いけないはずなので、今期末どれぐらいをみていらっしゃるか教えてください。
もう1つ、エプコスさんはリリースの中で人員削減を発表されていますが、それによって来期以降、固定費がどれくらい下がる見込みですか。
A10. のれんが500数十億円あります。そのうち約50億円は今期落ちるだろうと言いましたが、その中に、先ほどお話しされていた在庫が含まれています。エプコスが持っている製品在庫は出来上がっていて、売れば利益が出るので、その利益分を原価に上乗せすることになります。これは先入れ先出しで出していくので、上乗せした利益分は今期の費用で落ちます。これが、今期50億円の中に含まれています。
それに加えて、無形資産と位置づけられたものについて、それぞれの性質によって、5年、8年、10年で償却していく。それらを10月から3月の6カ月分を加えたものが、50億円ぐらいと見ています。来期以降については、無形資産として位置づけられたものだけが償却で落ちていくことになりますが、20億円ぐらいの数字になるのではないか。それ以外は純粋のれんということになって、事業のキャッシュをどれだけ埋めるかということの中での減損評価によって決められていく。そういう流れになります。
申し訳ありませんが、人員削減の効果がどれくらいかということについては、情報として入手できていません。
Q11. 地方紙では発表されているので質問して差し支えないと思いますが、今年の8月、由利工業さんなどいくつかコンデンサの関係会社さんとお取引があると思いますが、この関係を終息するという記事が出ていました。具体的にどういったことをおやりになるのかということと、その効果として、できれば額。額がない場合は、それによって人員面やコスト面でどういった構造的な変化が起こるか教えてください。
A11. 協力工場を含めて、秋田地区の生産の構造改革を進めています。1つは、秋田地区での一貫工程ライン構築。すなわち協力工場を一部、構内請負として入れていくという考えです。それから、今の受注状況を見て、むつみ工業さんに関しては8月で取引の停止をお願いしているところです。それ以外の拠点に関しても、100%出資の子会社MCCの中に協力工場構内請負として、一貫生産の体制を整えています。そういう意味で、生産の効率を上げていくということと、それぞれ協力工場の拠点の集約によって、人員も削減していくことになります。具体的にどの程度削減していくか、ここでは申し上げられませんが、その方向で構造改革を進めていきます。
Q12. 小林さんに質問します。今、3.5インチは500GB/P、2.5インチは250GB/Pが立ち上がろうとしています。基本的に御社の顧客は一部を除いて1プラッターでやっていて、御社の顧客以外のお客さんが2プラッターでやっている状況だと思います。内製比率を維持するためにあえて2プラッターでやっているお客さんも見受けられますが、それはコスト競争上、2プラッター4ヘッドで250GB/Pとか500GB/Pをやるとまずいので、継続できないのではないかと思います。先端のものを前倒してやるような動きは、必然的に内製比率が下がってしまうのかもしれませんが、現状一部のお客さんでおありになるのでしょうか。
A12. お答えしづらい内容ですが、員数が少なくて同じ容量ができることはメリットになりますので、お客さんとしてはその方向に持っていくことを常に検討されていると思います。ビジネスについて言えば、どう判断されるかというのはお客様のディシジョンになりますので、我々は、常に価値がある先端の技術を供給していく姿でやっていきたいと思います。

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