サステナビリティ | サステナビリティ経営 | TDKグループのマテリアリティマテリアリティと推進体制

TDKグループのマテリアリティ

TDKグループは2020年度、中期経営計画作成のタイミングにあわせて「中期経営計画の達成」と「社会のサステナビリティと企業の持続的な成長の両立」のために、組織の経営資源を最優先で投資し対処するべき重要課題と定義づけてマテリアリティを特定しました。

中期経営計画(Value Creation 2023)では、企業価値を作り上げる「Commercial Value(成長戦略の実現)」、「Asset Value(資産効率の向上)」、そして「Social Value(企業の社会的価値の向上)」の3つの「Value」を創造しながら社会に貢献し、その結果として事業を成長させることを目指しています。中でも「Social Value」、つまりサステナブルな社会と企業を目指していくことが、その他のValue創造に向けたサイクルの起点となると考えています。

マテリアリティで掲げている「EX」「DX」は社会価値創造と自社の成長のためにTDKが注力する事業領域であり、当社グループの技術や製品が社会に対して価値を創出できる分野です。主にこの2つの領域について、SDGsで掲げられた課題から製品を生み出す仕組みを社内で整備し、Social Valueの最大化に努めています。

「品質管理」「人材マネジメント」「サプライチェーンマネジメント」「オポチュニティ&リスクマネジメント」「権限委譲と内部統制の追求」「資産効率の向上」については、「EX」「DX」分野でTDKが価値を創造するための基盤となる領域と位置付けています。

マテリアリティの図では、これらが交差しており、両者に相関関係があることを示しています。



マテリアリティ推進体制

マテリアリティについて継続的に改善を図るため、マテリアリティのテーマごとに主管部門を割り当て、3年間で目指す姿、実施項目と実施部門、KPIを設定して、PDCAサイクルを回しています。