サステナビリティ | サステナビリティ経営 | TDKグループのマテリアリティ新マテリアリティと推進体制

TDKグループの重要課題(マテリアリティ)

社是・社訓を踏まえた長期ビジョンを実現する観点から、長期戦略、およびリスクと機会を考慮し、TDKグループの価値創造能力に実質的な影響を与える重要課題(マテリアリティ)を改めて見直しました。
過去のマテリアリティは、CSR重要課題として位置づけ・選定しておりましたが、今回の新マテリアリティは企業価値向上のための長期戦略から導出されており、2025年3月期から始まる新中期経営計画にその実行戦略が反映されています。
また、当社グループのマテリアリティは、投資家に加えて、顧客や調達先、社員を含めたすべてのステークホルダーの長期的な価値創造を前提とした上で、自社の企業価値を最大化させるものにフォーカスしています。

マテリアリティの基本的な考え方



KPI 一覧

重要課題(マテリアリティ)におけるKPIとして、下記の通り設定しています。

企業価値向上との関係

TDKは、長期的な企業価値の最大化を図るにあたり、企業価値を示す指標としてPBRを重視しています。その考え方に立って、重要課題(マテリアリティ)の各テーマにひもづく活動が企業価値にどのように影響するかを検討し、ツリーを作成しました。ツリー内では、各テーマにひもづく企業活動がIIRC(国際統合報告評議会)の定義する6つの資本(財務資本、製造資本、知的資本、人的資本、社会・関係資本、自然資本)のうちどの資本に貢献するかも示しています。また、マテリアリティのテーマに設定したKPIは、データを分析・可視化する経営ダッシュボードというツールで計画値と実績値を対比しながら、進捗状況をモニタリングしています。