サステナビリティCPSOメッセージ

常務執行役員
Chief People and Sustainability Officer
(兼)人財本部長

Andreas Keller

ステークホルダーの皆様へ

2023年4月、新たに設置されたChief People and Sustainability Officer(CPSO)に就任したAndreas Kellerです。
サステナビリティへの私たちのこれまでの歩みとこれからの挑戦に関心をお寄せいただきありがとうございます。急速に変化する世界の課題に立ち向かうためのアプローチを皆さまと共有できることを心から嬉しく思います。

まず、人財部門のトップである私が、サステナビリティの役員に就任したことの意義は人財とサステナビリティの強い相関関係にあると考えます。
人々の活動や選択はサステナビリティにポジティブにもネガティブにも影響を与えるため、サステナビリティの達成には人々の協力や関与が不可欠です。そして、サステナビリティへの取り組みは、将来世代の社会や環境をより確かなものとしますが、それに取り組むのは現在のチームメンバー、つまり私たちなのです。このように、「人」と「サステナビリティ」は相互に関係しており、人財とサステナビリティのリーダーシップを統合することは理にかなっているのです。

私のCPSOとしての使命は大きく3つあると考えています。第一に、TDKの社内外を問わず、地域や組織の垣根を越えて人々をつなぎ、団結させることです。私はTDKでの20年以上の経験を含め、営業、オペレーション、サプライチェーン、人事の分野で30年以上のキャリアを積んできました。そこで目にしたことは、人々が技術革新を起こし、新たなスキルを活かしてビジネスを成長させ、進化させていく姿です。そこには人と人のつながりがありました。将来の社会の変化はますます急速かつ予測困難なものとなるでしょう。その中で持続可能な変革を実現する鍵は「人財」にあり、人と人がつながることで、新たな価値を生み出すことができるのです。この点において私は、これまでの経験と専門知識を十分に発揮したいと考えています。
第二に、経営陣と連携して、より実効的なサステナビリティ戦略を策定することです。なぜなら、私たちはサステナビリティビジョン「テクノロジーですべての人を幸福に」を実現するために、自社の利益の最大化だけでなく、持続可能な未来を築くためのテクノロジーへの投資を行い、顧客や従業員、地域社会、地球といったステークホルダーにポジティブな影響を与えたいと考えているからです。そのためには、社会・環境・経済のバランスを取りながら、TDKの事業を持続可能なものにしていかなければなりません。つまり、会社全体の目標に沿った気候変動への対応、持続可能なサプライチェーン構築や製品・サービスの開発を含む戦略が必要なのです。
第三に、社外の皆さまに対して、TDKのサステナビリティへの取り組みを広めるためのスポークスパーソンとしての役割を果たしていきます。先に述べたような当社の戦略や取り組みを、透明性をもって積極的に発信することで、ステークホルダーとの信頼関係を構築し、TDKの活動をさらに前進させるような役割を担いたいと考えています。

また、サステナビリティを推進する上で不可欠なのが、サステナビリティが私たちや将来世代、地球全体にとってどのような意味を持つのか、目標を達成するために一人ひとりが果たすべき役割について、より多くの人々が認識し、関心を持って実践を続けることです。
これを推進するため、現在、CDXO(Chief Digital Transformation Officer)を中心にさまざまな部署からチームメンバーが集まり、「DX for Sustainability +(DXを駆使したサステナビリティとエンゲージメント)」という戦略的なDX推進イニシアティブが始動しています。このプロジェクトの主な目的のひとつは、DXの一環として、TDKチームメンバー全員がサステナビリティに対する意識を高め、社内外でのサステナビリティへの取り組みを推進することです。
そのほか、人財本部とサステナビリティ推進本部が連携し、サステナビリティに関する意識向上と実践に焦点を当てた研修プログラムを開発していきます。このプログラムは、従業員がサステナビリティにつながる行動をとるよう促進することを狙いとしており、ひいてはTDKだけでなく、私たちの住む世界にも良い影響を与えると考えています。

サステナビリティを実現するための私たちの挑戦はまだまだ続きます。私たち全員が団結し協力することで、より公平で持続可能かつ強靭な世界を創り上げられるでしょう。
TDKのサステナビリティWEBではその様子を、ビジョン、取り組み、成果、およびデータとして、積極的かつ透明性をもって共有しています。どうぞ私たちのWEBサイトを継続的にご覧いただき、ご意見をお寄せください。