
サステナビリティ | サステナビリティ経営サステナビリティ推進体制
サステナビリティ推進体制
サステナビリティを推進する社内体制として、社長直轄のサステナビリティ推進本部を設置し、以下の活動を行っています。
- サステナビリティに関する活動方針の立案
- TDKグループ全体への活動方針等の浸透
- 活動の推進状況のモニタリング
- 取締役会への報告(定期:年4回以上)と決議事項の申請(必要に応じて)
- サステナビリティに関する情報開示やステークホルダーとの対話の実施
- 外部からのさまざまな意見や活動を通じて特定された課題の経営層や本社部門、ビジネスカンパニー・ビジネスグループおよび拠点へのフィードバック
- TDKグループのマテリアリティ検討と進捗状況の取りまとめ
サステナビリティ推進本部から提案・報告されたサステナビリティ関連の議題・テーマについては、経営会議にて審議し、最終的な意思決定は社長が行います。
また、サステナビリティ推進本部所属のCSRグループと各本社部門は、経営施策として反映された方針や活動を、地域本社と連携を取りながらビジネスカンパニー・ビジネスグループ、グループ会社、製造拠点にグローバルに展開していくことで活動を推進しています。
社内啓発
TDKグループでは、サステナビリティという考え方や企業の取り組みが求められる背景、TDKのサステナビリティ活動に対する考え方などを従業員一人ひとりが理解し、自身の業務に落とし込むことがサステナビリティを推進していく上で重要と考え、新入社員研修などの階層別研修で講義形式の研修を実施するとともに、e-ラーニングなどを実施しています。
2021年度は、経営層・本社部門におけるアセットマネジャーとの対話を行ったほか、全従業員を対象にしたe-ラーニングを実施し96.4%が受講しました。また、各ビジネスグループにおけるSDGsを起点に検討する事業開発を促進するため、目標への組み込み、その進捗を管理しています。
サステナビリティ表彰
2021年度から「サステナビリティ表彰」を新設しました。これは、「Value Creation」の3つのValueの中の1つ、Social Value(企業の社会的価値の向上)の実現に向けて、社会とTDKグループの双方に貢献した活動において、特に顕著な成果をあげたと認められる個人や部門、グループに対して、その実績を称え、次の活動への励みにすることを目的としています。表彰制度を活用し、SDGsに掲げられている社会課題を起点にした製品開発への挑戦や、ESGに関連するリスクの低減につながる活動をグループ内で促進していきます。
賛同・加盟する主なイニシアティブと団体
TDKグループは、世界人権宣言、ISO26000、OECD 多国籍企業行動指針、ILO 国際労働基準、国連「ビジネスと人権に関する指導原則(ラギー・フレームワーク)」などの国際規範・規格を尊重し、SDGsで掲げられた世界共通の目標実現を目指して事業を推進しています。
また、サステナビリティWEBの編集・発行にあたっては、国際的な基準「GRI スタンダード」の「中核(CORE)」オプションに準拠しています。
TCFD※への賛同
2019年5月に、気候変動が企業の財務に与える影響の分析・情報開示を推奨する提言を行う気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への賛同を表明しました。
※TCFD…2015 年に金融システムの安定化を図る国際的組織である金融安定理事会(FSB)により設立された気候変動関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)RBAおよびRMIへの加盟
2020年2月、TDKグループはグローバルサプライチェーンにおいてCSRを推進することを目的とした世界最大の企業連盟Responsible Business Alliance(RBA)に加盟しました。
RBAのビジョンとミッションを全面的に支持し、RBAの行動基準にのっとって、TDKグループとサプライヤーにおける労働者の権利、健康と安全、環境への取り組みを継続的に改善していきます。
そのほかの主な加盟団体
TDKは、以下の団体に加盟し、1社だけでは対応が難しい社会課題の解決に向けた取り組みを進めています。
団体名をクリックすると、各サイトへ移動します。