サステナビリティ | TDKグループのサステナビリティ | CSR重要課題(マテリアリティ)人材の育成

人材の育成

マテリアリティ特定の背景

自社における重要性

TDKでは、従業員を「社是の実現のための最も重要な財産の一つ」として捉え、「従業員一人ひとりが個人として尊重され、それぞれの能力や可能性を自律的かつ最大限に伸ばすこと」を重視しています。中長期的な成長を寄与するため、重要と考えています。

ステークホルダーからの期待

ステークホルダーから期待されていることとして、従業員の一人ひとりの差異や価値観などが尊重される制度や組織風土づくりとともに、それぞれの能力や可能性を自律的かつ最大限に伸ばすことができる環境が整っていることと認識しています。

基本的な考え方

「人材の育成」は、「真のグローバル化推進」による成長に向け、基盤となる重要な課題と認識しています。有能な人材を見いだし、その能力や可能性を引き出す環境整備とともに、人材の多様性を尊重し、認め合う企業風土づくりを展開します。こうした人材をしっかりとTDKグループに取り込む環境をグローバルな規模で整え、革新的な製品・サービスを生み出し続け、社会に貢献する企業であり続けます。

トピックス

TDKグループは、積極的な海外進出やM&Aなどにより、グローバルで多様な人材を有するグループとなっています。グループ全体の共通基盤に基づくグローバルな人事戦略で、多様化する世界の課題を捉え、社会のニーズを先取りし、価値を提供し続けられる人材の育成を進めています。サステナブルな社会構築と企業の成長につながるTDKグループの人事戦略について、人財本部長Andreas Kellerの声をご紹介します。

グローバルとローカルの視点を組み合わせた人事戦略で、優れたリーダーの育成と高い技能を持つ現場を育て、社会に価値を提供し続ける会社へ

人財本部 執行役員 Andreas Keller

人財本部
執行役員
Andreas Keller

グループ全体でビジョンを共有しながら、互いの個性を最大限に尊重し、新しい価値を創出する

世界でデジタルトランスフォーメーション(DX)とエネルギートランスフォーメーション(EX)の流れが進む中、TDKグループは、新たな時代に踏み出そうとしています。高度な技術により高品質、高付加価値の製品を提供する「モノづくり力」を引き続き重視していくとともに、今後はますます、製品を通じてお客様のニーズに対応した最高のユーザー体験を提供する「コトづくり」を加速し、将来社会における真のニーズを予想して時代を先取りすることが求められます。この新しいチャレンジで成功を収めるためには、グループ会社間での互いの結びつきと絆をさらに強くすることが必要です。

TDKにはガバナンスを重視しつつも、グループに新たに加わった会社に対して均一のやり方を押しつけず、それぞれの個性を尊重する文化があります。この「文化受容性」こそ、各グループ会社がそれぞれの強みを最大限に活かしながらTDKグループの一員として成長を達成できた大きな理由です。
こうして育んできた真の多様性による強みを活用しながら、さらなる成長を実現するため、グループ全体でビジョンや事例を共有し、「ONE TDK」に向けてグローバル人事戦略を推進しています。

TDKグループグローバル人事戦略における3つの取り組み

TDKグループのグローバル人事戦略は、最適な人材を、最適なポストに、最適なタイミングで配置するという方針のもと、3つの目標を掲げ活動しています。
第1の目標「次世代育成」では、次世代のリーダーと各分野のプロフェッショナルを育成する仕組みづくりを進めています。第2の「コミュニケーション力の向上」では、世界各地で英語によるコミュニケーション能力を向上するための研修プログラムを展開しています。第3の「グローバルな人事プラットフォームの構築」は、TDKの人事を透明化し、世界共通の人材育成を可能にする管理プラットフォームを構築しようというものです。

このほか、世界中にいるTDKグループ従業員のグローバルな異動と人材の有効活用を図るための規定の整備や、新たなデジタル教育プラットフォームの構築、グローバル採用活動など、グループ全体の結束を促すさまざまな取り組みを進めています。

全世界共通の人材育成と、各現場に応じた従業員の能力・技術を高める人材育成システムの両立

2019年度には、「ONE TDK」としてグローバルなアプローチを強化していくために、マネジメント層に求められる「グローバル・コンピテンシー」を定義しました。「グローバル・コンピテンシー」とは、世界に通用する、高い業績や成果につながる行動特性ですが、TDKの社是・社訓や創業の精神も反映させています。

次世代のTDKグループを支える人材を育成するグローバルマネジメント人財育成体系は、このグローバル・コンピテンシーを習得していけるよう、ジュニアレベルからシニアレベルまで4つの異なるプログラムで構成されています。これらのプログラムでは、リーダーシップ能力を身につけるとともに、会社の壁を越えてつながり、業務のやり方やビジョンを共有して、交流を強化する絶好の機会になっています。

グローバルマネジメント人財育成体系
グローバルマネジメント研修

一方、各地域のそれぞれの現場における、10万人超の人材育成においても、「ONE TDK」を実現するための新たな取り組みを展開しています。
製造拠点の従業員は、TDKグループがお客様をはじめとする社会から期待される高品質な製品を生産するために非常に重要な存在です。必要とされるスキルは多岐にわたるため、品質教育等共通のものに加え、製品や製造工程ごとに必要な技能習得教育を実施しています。これらの効果をさらに高めるためのグローバルなオンラインシステムの準備も進めており、あらゆる機器(PC、携帯電話等)で24時間365日いつでも、すべての地域で利用でき、受講者が特定分野に精通したほかの従業員を探したり、そうした人々と交流したりできる機能も加わります。これにより、一人ひとりの技能向上とともに、「ONE TDK」の実現へ向け、世界中の従業員をつなげています。

「ONE TDK」の旗印のもとビジョンを共有し、グローバル全体の結束を促しながらグローバル人事戦略を推進することで、私たちは新たな価値を社会に創出し続け、持続可能な社会と企業の成長を両立できると確信しています。

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