TDKが「RE100」に加盟 2050年までに使用電力の100%を再生可能エネルギーに転換へ
- 「RE100」に加盟し、サステナブルな社会と企業の成長の両立に向けた取組みを更に加速
- 2050までに使用電力の100%を再生可能エネルギーに転換へ
- 国内外の計26拠点が再生可能エネルギー由来の電力100%で操業中
2022年12月5日
TDK株式会社(社長:齋藤 昇)は、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す国際的なイニシアティブ「RE100※1」に加盟しました。2050年までに、国内外における生産開発拠点(対象拠点数:82拠点)で使用する電力の100%を再生可能エネルギーにすることを目指し、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
当社では2022年12月現在、主に生産拠点を中心としてTDKグループ国内外26拠点が再生可能エネルギー由来の電力100%で操業しています。また、TDKグループ全体での再生可能エネルギー導入率は約30%となっています。
今回の「RE100」への加盟においては、2050年までにその比率を100%とする目標を掲げました。この目標達成に向けて、引き続き、国内外の製造拠点において再生可能エネルギーの更なる導入拡大を進めるべく活動を進めてまいります。
当社社長の齋藤 昇は、以下のようにコメントしています。
「TDKグループでは「2050年CO2ネットゼロ実現に向けたエネルギーの有効利用と再生可能エネルギーの利用拡大」を目指しております。このたびのRE100加盟を契機に、今後とも地球環境の再生・保護に努め独自かつ革新的なコアテクノロジーとソリューションの提供により、持続可能で幸福な社会の実現に取り組んでまいります。」
当社は、「環境ビジョン2035」において、自然の循環を乱さない環境負荷での操業を通じて、「Social Value(企業の社会的価値の向上)」と「すべての人々にとって持続可能で幸福な社会の実現」を目指すことを掲げており、2025年度までに全世界のTDKグループの全世界における総電力使用量に占める再生可能エネルギーの比率を50%以上とする目標へ取り組んでいます。
※1:国際的な環境NGOである「Climate Group」と「CDP」のパートナーシップのもと運営する国際的なイニシアティブ。事業で使用する電力の再生可能エネルギー100%化にコミットする企業で構成される。グローバルで391社が加盟(2022年12月1日現在)
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。 独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で未来を引き寄せ(Attracting Tomorrow)、社会の変革に貢献してまいります。
当社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池などです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。
アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。2022年3月期の売上は約1兆9,000億円で、従業員総数は全世界で約117,000人です。
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