無担保社債の発行について
2021年11月26日
TDK株式会社(社長:石黒 成直 以下、当社)は、下記のとおり第8回無担保社債、第9回無担保社債(サステナビリティ・リンク・ボンド)および第10回無担保社債(以下、あわせて「本社債」)の発行条件を決定しましたのでお知らせします。
本社債の発行は、当社として最大かつ11年ぶりの起債となった前回に引き続き調達合計額は1,000億円となるとともに、第9回無担保社債は当社として初となるサステナビリティ・リンク・ボンドとなります。
当社グループは、「地球環境との共生」を社会の持続可能な発展のために重要な経営課題の一つとして位置づけてその対応に取り組んでおり、「TDK環境ビジョン2035」の中で「ライフサイクル的視点での環境負荷の削減をテーマに、2014年度を基準として2035年度までにCO2排出量原単位を半減」という目標を掲げております。10月20日にお知らせしましたとおり、その目標の達成手段となる3つの指標をKey Performance Indicatorsとして選定しています。
記
1. 本社債の概要
TDK株式会社 第8無担保社債 (特定社債間限定同順位特約付) |
TDK株式会社 第9回無担保社債 (特定社債間限定同順位特約付) (TDKサステナビリティ・リンク・ボンド) |
TDK株式会社 第10回無担保社債 (特定社債間限定同順位特約付) |
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1 | 社債総額 | 金300億円 | 金400億円 | 金300億円 |
2 | 各社債の金額 | 金1億円 | ||
3 | 利率 | 年0.15% | 年0.26% | 年0.38% |
4 | 払込金額 | 各社債の金額100円につき金100円 | ||
5 | 償還金額 | 各社債の金額100円につき金100円 | ||
6 | 期限および償還方法 | 5年 満期一括償還 ①最終償還期限:2026年12月2日 ②買入消却:本社債の買入消却は、払込期日の翌日以降いつでもこれを行うことができる |
7年 満期一括償還 ①最終償還期限:2028年12月1日 ②買入消却:本社債の買入消却は、払込期日の翌日以降いつでもこれを行うことができる |
10年 満期一括償還 ①最終償還期限:2031年12月2日 ②買入消却:本社債の買入消却は、払込期日の翌日以降いつでもこれを行うことができる |
7 | 利払日 | 毎年6月2日および12月2日(初回利払日は2022年6月2日) | ||
8 | 募集の方法 | 一般募集 | ||
9 | 募集期間 | 2021年11月26日 | ||
10 | 払込期日 | 2021年12月2日 | ||
11 | 担保・保証の有無 | 本社債には担保ならびに保証は付されておらず、また本社債のために特に留保されている資産はない。 | ||
12 | 財務上の特約 | 担保制限条項(特定社債間限定同順位特約)が付されている。 | ||
13 | 主幹事証券会社 | 野村證券株式会社、大和証券株式会社及びみずほ証券株式会社 | ||
14 | SPTs | - | ①2025年度にCO2排出量の売上高原単位を2014年度対比で30%改善 ②2025年にCDP気候変動の最終スコアにてA/A-を維持 ③2025年度に再生可能エネルギー電力導入率50%を達成 |
- |
15 | 判定後の債券特性 | - | 3つのSPTsのうちいずれか2つ以上を達成できなかった場合、環境保全活動を目的とする公益社団法人等に対して、本社債の償還までに累計で社債発行額の0.3%相当額の寄付を行う | - |
16 | 社債等振替法の適用 | 本社債は、社債、株式等の振替に関する法律の規定の適用を受けるものとする。 | ||
17 | 財務・発行・支払代理人 | 株式会社りそな銀行 | ||
18 | 振替機関 | 株式会社証券保管振替機構 | ||
19 | 取得格付 | 株式会社格付投資情報センター:A+ |
TDKサステナビリティ・リンク・ボンド発行のため策定したサステナビリティ・リンク・ボンドフレームワークについては、株式会社格付投資情報センターより、第三者評価として国際資本市場協会(ICMA)の「サステナビリティ・リンク・ボンド原則(Sustainability-Linked Bond Principles)2020」に適合している旨のセカンドオピニオンを取得しています。
2. TDKサステナビリティ・リンク・ボンドへの投資表明投資家
TDKサステナビリティ・リンク・ボンドへの投資を表明していただいている投資家をご紹介いたします(2021年11月26日現在、五十音順)。
以上
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。 独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で未来を引き寄せ(Attracting Tomorrow)、社会の変革に貢献してまいります。
当社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池などです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。
アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。2021年3月期の売上は約1兆4790億円で、従業員総数は全世界で約129,000人です。
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大須賀 | TDK株式会社 広報グループ |
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