『CEATEC JAPAN 2014』TDKブースのご案内
- 『磁性技術をコアに、未来へ』
2014年10月3日
TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、10月7日(火)から10月11日(土)まで、幕張メッセで開催される『CEATEC JAPAN 2014』に出展します。
本年は、ブースメッセージとして「磁性技術をコアに、未来へ」を掲げ、TDK創業の原点である磁性材料の“フェライト”から始まり、これまでさまざまな応用製品を生み出してきた磁性技術に焦点を絞り、社会に向けて、その真価を発揮するTDKの技術と製品をご紹介します。
この機会にTDKブースに是非ご来場賜りたく、ご案内申し上げます。
TDKブース概要と主な出展製品・技術
本年のTDKブースは、DNAであるフェライトをベースとした過去のTDK製品について、歴史とともにふりかえる「磁性技術ゾーン」を起点に、現在の先端の磁性技術を応用した「エネルギー」、「EMC」と「データストレージ&センサ」の3つのゾーンへと流れる形としています。
- 「磁性技術ゾーン」
1935年に創設したTDKのDNAである磁性材料(フェライトコア)のご紹介と、日本のエレクトロニクスの成長とともに技術革新を続けたTDKの製品技術をご紹介します。 - 「エネルギーゾーン」
本ゾーンでは、磁性材料がエネルギーの伝送や効率アップに役立つことをご紹介しています。主な出展製品は下記のとおりです。- 自動車用非接触電力伝送システム、他
車載評価可能な信頼性(振動、荷重、防水等)を備えた自動車用非接触電力伝送システムをご紹介します。
このシステムは、WiTricity社が基本特許を保有する磁界共鳴結合方式を採用しています。
3.3kW用のシステムは2015年1月からサンプル提供を開始し、さらに6.6kW用の開発も進めています。
また、走行中の自動車への非接触給電や、自動車以外の用途での非接触電力伝送についてもご紹介します。 - 省資源+高性能マグネット
ジスプロシウムフリー・ネオジムマグネットやランタンコバルトフリー・フェライトマグネットなど、将来の希土類フリー磁石の実現に向けたTDKのマグネットの取り組みをご紹介します。
- 自動車用非接触電力伝送システム、他
- 「EMCゾーン」
本ゾーンでは、磁性材料をベースとしたTDKの特長あるEMC対策部品の紹介のほか、電波暗室におけるノイズ測定から対策技術の提供までTDKの「トータルEMCソリューション」についてご紹介します。- 各種EMC対策部品
- 電波暗室ソリューション
- 「データストレージ&センサゾーン」
本ゾーンでは、磁性材料をベースとした最先端のTDKのスピントロニクス技術をご紹介します。- HDD用磁気ヘッド
磁性薄膜技術の代表であるHDD用磁気ヘッドについては、「熱アシストヘッド」をご紹介します。 - TMR角度センサ
HDD用磁気ヘッドで培った薄膜技術を展開し、高精度な角度検出が可能な磁気センサを開発しました。 - 高感度磁気センサ
ごく僅かな磁気を検出することのできる磁気センサを現在開発中であり、その一部をご紹介します。 - MRAM
スピントロニクス技術のさらに延長線上にあるMRAMについて、現在の開発の取り組みをご紹介します。
- HDD用磁気ヘッド
TDKブース位置
キーテクノロジ ステージ ホール5 5K111
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。
主な製品としては、各種受動部品※(製品ブランドとしてはTDK、EPCOS)をはじめ、電源、HDDヘッドやマグネットなどの磁気応用製品、そしてエナジーデバイスやフラッシュメモリ応用デバイス等があります。アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、現在、情報通信機器、コンシューマー製品、自動車、産業電子機器の分野において、電子部品のリーディングカンパニーを目指しビジネスを展開しています。
2014年3月期の売上は約9,800億円で、従業員総数は全世界で約83,000人です。
※主な製品は、コンデンサ(積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ)、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、センサ、ピエゾおよび保護部品等です。
報道関係者の問い合わせ先
担当者 | 所属 | 電話番号 | Email Address |
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宮内 | TDK株式会社 広報グループ |
+81 3 6778-1055 | TDK.PR@tdk.com |