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経済産業省からの消費生活用製品安全法第39条第1項に基づく危害防止命令について

2013年3月13日

TDK株式会社(社長:上釜健宏)は、本日、経済産業省より消費生活用製品安全法第39条第1項に基づき、該当する製品について、回収、消費者向け周知等必要な措置をとるよう命じられました。

当該製品は、1998年9月から販売しておりました加湿器(品名KS-500HおよびKS-300W)であり、1999年1月に旧通商産業省(現経済産業省)に対して製造上の不具合を理由とするリコールの届け出を行うとともに、製品の製造と販売を中止いたしました。以後、当社は、10年以上にわたって製品回収に努めてまいりましたが、1999年以降、46件の発煙・発火事故が発生しております。さらに、本年2月に発生した長崎県長崎市の火災事故において当該製品(KS-500H)が火元であった可能性が極めて高いことが判明したことを受け、全国の新聞各紙への謹告及び折り込みチラシ、ならびにテレビCMによる告知活動や個別施設への電話による聞き取り調査を実施するなど、製品回収活動をさらに強化しております。

今回の回収命令を厳粛に受け止め、製品回収と注意喚起につき、より一層全力をあげて取り組んでまいります。また、上記以外のリコール対象となっている加湿器(品名KS-31WおよびKS-32G)につきましても、回収強化に努めてまいります。

今回、多くの関係者の皆様にご迷惑をおかけしておりますことを、改めて深くお詫び申し上げます。

報道関係者の問い合わせ先

  【TDK株式会社 広報部】 Tel: 03-6852-7102

製品に関する問い合わせ先

  【回収専用フリーダイヤル 加湿器お客様係】 Tel: 0120-604-777
  受付時間:9:00~19:00(土・日・祝日も含む)