TDKのあゆみは?
1935年の創業以来、時代ごとに画期的な製品を開発することで、成長を続けてきました。
世界で初めてフェライトを工業化
1930年、東京工業大学の研究者によって発明された磁性材料“フェライト”。この日本生まれの画期的な電子素材の工業化を目的に1935年に誕生したのが、私たちTDKです。
「フェライトの発明とその工業化」がIEEEマイルストーンに認定
「IEEEマイルストーン」とは、電気・電子関連の世界的学会であるIEEEが、社会や産業に貢献した歴史的業績を表彰するもの。2009年、TDKと東京工業大学による「フェライトの発明と工業化」が、世界で89番目、日本では10番目となる認定を受けました。
世界初の音楽用カセットテープを開発
国産第1号のカセットテープを開発し、音楽ライフを一変させたTDK。世界市場での爆発的なヒットにより、TDKブランドを広く世界中に知らしめました。
「コイルは巻くもの」
― その常識を覆したファイン積層テクノロジー
導線を“巻く”のでなく、“積み重ねる”という独創的な発想によって、TDKは世界で初めて積層チップインダクタの開発に成功。現在もエレクトロニクス機器の小型化・薄型化に貢献しています。
ハードディスクドライブの磁気ヘッドで
世界最高水準の性能を実現
PCなどの大容量記録メディアとして用いられるハードディスクドライブ(HDD)。TDKは、ナノレベルの薄膜技術が求められるHDD用磁気ヘッドの分野で、世界最高水準の技術力を保有しています。
社名の由来
TDKの創業時の名前は、「東京電気化学工業株式会社」でした。 その後、東京(Tokyo)電気(Denki)化学(Kagaku)の頭文字をとって、1983年、TDK株式会社となりました。
マークの意味
TDKのマークは、電子計算機と磁性材料を三角や四角を使ってデザインしたもので、「電子工業の世界の重要なポイントを接続する役割を果たす」という意味を表しています。TDKという文字と組み合わせて、TDKの製品・サービスの品質を保証するシンボルとなっています。