TDKについて | 知的財産世界陸上とTDKロゴ

世界陸上が2025年9月13日から21日まで東京で開催されました。
東京では34年ぶり。2007年の大阪大会以来18年ぶりに日本での開催となりました。
TDKは世界陸上第1回大会からオフィシャルパートナーを務めており、第2回のローマ大会以来TDKの看板はスタート地点に掲示されています。

看板にはTDKの文字や六角形のマーク(TDKダイヤモンド)が描かれています。
TDKでは、TDKの文字やTDKダイヤモンドなどを知的財産権の一つ商標権で保護しています。

企業の名称やマークには、自社の商品やサービスと他の事業者の商品やサービスとを識別する機能にとどまらず、品質等への信頼感を醸成する力、他の事業者とは異なるその企業独自に形成されるイメージを保持し、市場での差別化を図る力などがあります。このような力を持つことから、これらは当社の競争力を支える重要な資産と考えています。

そして、これらの力を法的に保護する手段の一つが「商標権」です。商標権とは、商品やサービスに使用される文字、図形などを独占的に使用することができる権利で、第三者によって企業の名称やマークを用いた模倣品が生産され、サービスが提供されることを防ぐことができます。

このように、商標権による保護があることで、企業の名称やマークは当該企業の商品やサービスを識別させる機能を発揮し、品質等への信頼感を守り、差別化による企業の収益性の向上、ひいては株式価値の向上にも寄与します。

TDKは、その活動を通じて世界の文化、産業に貢献することを目指しています。事業活動のみならず、世界陸上の支援をはじめとした様々な活動を行っており、これらが企業のイメージとして、TDKの名称やマークなどと結び付いているものと考えています。
TDKは世界各国でビジネスを展開していますが、そのビジネスの拡大や信頼の保持、企業価値の向上に係わる重要な資産として商標権を位置づけ、知的財産部門が中心となって、その権利化および維持に努めています。