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TDK、経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定

  • 2024年10月1日付で経済産業省の「DX認定事業者」に認定
  • デジタル技術を活用した業務改善や新たな価値創造を目指し、全社的なDXを推進

2024年10月21日

TDK株式会社(社長:齋藤 昇)は、2024年10月1日付で、経済産業省が定める「DX認定制度」に基づき、「DX認定事業者」の認定を取得しました。

DX認定制度は、経済産業省が策定・推進する戦略に基づき、Society 5.0の実現を加速するために日本産業の競争力を強化することを目的として設立されました。情報処理促進法に基づき、経済産業省は企業がデジタル技術を活用して事業を変革するためのビジョン、戦略、システムを有していることを認定し、「DX認定」を行います。デジタルガバナンス・コードの要件を満たしていると認められた企業には、この認定が授与されます。DX認定の取得は、DXプレイヤーとしての地位の強化、および主要な電子機器製造のイノベーターとして企業価値向上に寄与します。必要なデジタル/IT人材の獲得に努め、体制を強化することで、長期ビジョンである「TDK Transformation」の加速に貢献し、世界のお客様にとってのNo.1パートナーを目指します。

具体的な取り組みとして、TDKは最先端のデジタル技術を活用して業務を改善し、新たな価値を創造することに取り組んでいます。2023年以降、TDKは全社的なDXプロジェクトを3つの主要分野で開始しました。

(i)「営業・マーケティングのDX」:自動化と市場分析を通じた営業・マーケティング能力の向上
(ii)「製造のDX」:電子機器製造における運用効率の向上とプロセスの合理化
(iii)「サステナビリティのDX」:デジタル化によるバリューチェーン全体の脱炭素化に焦点を当てたサステナビリティ強化の支援

これらのDXプロジェクトを通じて、既存事業のパフォーマンスを最大化し、次世代デジタル技術の融合、従業員のスキルアップと再教育、業務プロセスの変革により企業の持続可能性を強化します。さらに、マーケティング、R&D、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の能力とともに、イノベーション基盤を強化し、DXとグリーントランスフォーメーション(GX)を通じた社会変革を支援する新たな事業領域への主要製品ポートフォリオの拡大を図ります。

今後も、全社的なDXをさらに推進し、技術の進化と社会・人類の変革を支援する新たな価値を創造します。

TDK株式会社について

TDK株式会社(本社:東京)は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。 独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で未来を引き寄せ(Attracting Tomorrow)、社会の変革に貢献してまいります。
当社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池などです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。
アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。2024年3月期の売上は約2兆1,030億円、従業員総数は全世界で約101,000人です。

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伊藤 TDK株式会社
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