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HDD用サスペンション製造会社の合弁解消について
2015年4月1日
TDK株式会社(社長、上釜健宏)は、グループ会社でHDD用磁気ヘッドの製造・販売を手掛けておりますSAE Magnetics (H.K.) Ltd.(本社:中国、以下SAE社)と、日本発条株式会社(本社:横浜市、以下ニッパツ)との間で2003年に共同出資、設立しましたHDD用サスペンションの製造を行う合弁会社であるNAT Peripheral (H.K.) Co., Ltd.(本社:中国、以下NAT社)の合弁事業を解消することを、2015年3月31日、両社にて合意しましたのでお知らせします。
なお、本合弁解消により、NAT社はニッパツの100%子会社となります。
- 合弁解消の理由
中国にてサスペンションの量産を行い、SAE社をはじめ中国内のHDDヘッドメーカーやHDDメーカーにHDD用サスペンションを供給する目的で2003年に設立しましたが、設立から約11年が経過し、当初よりSAE社がNAT社の中国における会社運営面でサポートしていた役割を終えたことから、今回の解消に至ったものです。 - その他
本解消に伴う当社の今期連結業績への影響は軽微であります。 - 参考(NAT社の概要)
1. 会社名 日発科技有限公司
〈英語名〉NAT Peripheral (H.K.) Co., Ltd.2. 設立 2003年12月 3. 本社 中国・香港 4. 資本金 7千万香港ドル 5. 出資比率 ニッパツ81%、SAE社19% 6. 代表者 社長(CEO) 齋藤則幸 7. 事業内容 HDD用サスペンションの製造販売
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。
主な製品としては、各種受動部品※(製品ブランドとしてはTDK、EPCOS)をはじめ、電源、HDDヘッドやマグネットなどの磁気応用製品、そしてエナジーデバイスやフラッシュメモリ応用デバイス等があります。アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、現在、情報通信機器、コンシューマー製品、自動車、産業電子機器の分野において、電子部品のリーディングカンパニーを目指しビジネスを展開しています。
2014年3月期の売上は約9,800億円で、従業員総数は全世界で約83,000人です。
- ※ 主な製品は、コンデンサ(積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ)、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、センサ、ピエゾおよび保護部品等です。
報道関係者の問い合わせ先
担当者 | 所属 | 電話番号 | Email Address |
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大須賀 | TDK株式会社 広報グループ |
+81 3 6778-1055 | TDK.PR@tdk.com |