サステナビリティ | 環境化学物質使用リスクの削減

化学物質管理の考え方

製品含有化学物質管理

TDKでは、人間の健康と環境を脅かす製品由来の有害物質ばく露を予防・管理する仕組みとして、2004年に「環境製品品質マネジメント」(EPQMS)を導入し、品質マネジメントシステム(QMS)の中で運用しています。


製造工程における化学物質管理

化学物質が持つ有害性や危険性を理解し、各国法律等に準拠した取り扱いの安全性を向上することを目的に、グローバルでの化学物質一元管理を推進しています。

目標の背景/製造工程における化学物質管理

TDKでは、環境への影響や従業員への健康リスクおよび火災・爆発リスク低減のため、化学物質使用・排出の削減を進めています。

2021年度目標と実績、評価と今後の取り組み/製造工程における化学物質管理

2021年度目標 実績
グローバルでの化学物質一元管理の推進および今後の規制化学物質を取り巻く状況に関し社内啓発推進 化学物質の使用に関する統一的な指針の策定を行いました。また、開発技術者向け化学物質管理教育の仕組みづくりを開始しました。

評価と今後の取り組み

化学物質管理のさらなる向上を図るため、化学物質の使用に関する統一的な指針の策定を準備しています。
各ビジネスグループの取り組みが成果をあげたことにより、有害物質を含有しない製品および使用しない工程の開発が進んでいます。
今後、開発技術者に向けた教育の実施および情報提供の仕組みを構築していくことでモノづくり起点からの化学物質配慮を推進していきます。

2022年度目標
グローバルでの化学物質一元管理の推進および規制化学物質を取り巻く状況に関する社内啓発推進

関連情報

製品含有化学物質管理

EU RoHS指令、EU REACH規則、中国RoHS管理規則、米国TSCA規制、国連のPOPs条約など、製品含有化学物質管理に関わる法規制や国際条約がますます強化される中、TDKグループでは国内外の法規制やお客様の要求事項を遵守し、『環境負荷の少ない製品の供給』を目指した取組みを実施しています。

TDKでは、すべての製品※1においてRoHS指令に対応しております。また早期対応策として、同指令で禁止対象となっている4種フタル酸エステル※2につきましても、法的施行1年前の2018年7月22日以降、製品への使用を禁止しております。

※1 一部のお客様仕様に基づく製品を除きます
※2 DEHP, BBP, DBP, DIBP

さらにそれらを継続し保証する仕組みとして、2004年に「環境製品品質マネジメント」(EPQMS)を導入し、現在は、品質マネジメントシステム(QMS)の中で運用しています。サプライチェーンの川中に位置する部品メーカーとして、「買う」「創る」「売る」の各段階で予防と管理を徹底する仕組みとなっています。

関連情報

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