当社子会社によるLinergy Power Sdn Bhd の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ
TDK株式会社(社長執行役員CEO:齋藤 昇、以下、「当社」)は、2026年5月19日開催の取締役会において、当社子会社で二次電池の事業を営むAmperex Technology (Singapore) Pte. Ltd.が、Linergy Power Sdn Bhd(以下、「Linergy社」)の普通株式を100%取得し、完全子会社とすること(以下、「本株式取得」)について決議しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.本株式取得の理由
当社は2024年5月に、より一層の企業価値向上に向け、今後10年を見据えたTDKのありたい姿として長期ビジョン「TDK Transformation」を策定し、社会のTransformationへの貢献と、TDK自身が変革し続けていくことで、サステナブルな未来の実現に貢献することを表明しました。また、2025年3月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定し、現在、当該計画に基づき各事業を推進しています。
このうち、中核事業であるエナジー応用製品事業においては、小型・中型の二次電池製品において最先端の技術開発により付加価値の高い新製品を継続的に市場投入し、幅広い顧客からの信頼を獲得してきました。中でも中型電池事業では、これまで培ってきた技術やノウハウを活かし、お客様のニーズに最適化した製品を開発・提供することで差別化を図り、事業拡大を進めています。本株式取得によって、グローバルに広がるお客様の多様なニーズに一層柔軟に対応できる供給体制を構築します。当社は、お客様からの信頼をさらに強固なものとし、同事業の更なる成長を目指すとともに、「TDK Transformation」の実現を加速させてまいります。
2.本株式取得の方法
当社の子会社であるAmperex Technology (Singapore) Pte. Ltd.が、Linergy社の全株式を取得し、完全子会社化するものです。
3.株式を取得する当社子会社の概要
| (1) 名称 | Amperex Technology (Singapore) Pte. Ltd. |
| (2) 所在地 | 60 Paya Lebar Road #08-51 Paya Lebar Square, Singapore |
| (3) 代表者の役職・氏名 | Director Wong Pak Yan Gala |
| (4) 事業内容 | アジア地区のATLグループ会社への投融資ならびに金融等 |
| (5) 資本金 | 690 百万 米ドル |
4.Linergy社の概要
| (1) 名称 | Linergy Power Sdn Bhd | |
| (2) 所在地 | C-02-12, Pusat Komersial Tebing Selatan No. 179, Jalan Kelang Lama Kuala Lumpur Wilayah Persekutuan | |
| (3) 代表者の役職・氏名 | General Manager Shelwin Xu | |
| (4) 事業内容 | リチウムイオン二次電池の製造 | |
| (5) 資本金 | 240百万 米ドル | |
| (6) 設立年月日 | 2024年12月19日 | |
| (7) 大株主及び持株比率 | 大株主からの要請に加え、適切なガバナンス体制において本取引の内容および条件等を総合的に勘案した結果、非開示とさせていただきます。 | |
| (8) 上場会社と当該会社との間の関係 | 資本関係:当社は当該会社の株式の25.5%を間接的に保有しています。 人的関係:該当事項はありません。 取引関係:該当事項はありません。 | |
| (9) 当該会社の最近3年間の連結経営成績及び連結財政状態 | ||
| 決算期 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 連結純資産 | 217,309,692 米ドル | 983,026 米ドル |
| 連結総資産 | 380,033,238 米ドル | 983,206 米ドル |
| 1株当たり連結純資産 | 0.21 米ドル | 983.03 米ドル |
| 連結売上高 | 178,030 米ドル | ― |
| 連結営業利益 | -22,683,357 米ドル | -17,203 米ドル |
| 連結経常利益 | -22,673,334 米ドル | -17,203 米ドル |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | -22,673,334 米ドル | -17,203 米ドル |
| 1株当たり連結当期純利益 | -0.02 米ドル | -17.20 米ドル |
5.株式取得の相手先の概要
相手先からの要請に加え、適切なガバナンス体制において本取引の内容および条件等を総合的に勘案した結果、非開示とさせていただきます。
6.取得株式数,取得価額及び取得前後の所有株式の状況
| (1) 異動前の所有株式数 | 0株 (議決権の数:0個) (議決権所有割合:0%) |
| (2) 取得株式数 | 1,017,605,244株 (議決権の数:1,017,605,244個) |
| (3) 取得価額 | Linergy Power Sdn Bhdの普通株式 240百万 米ドル アドバイザリー費用等(概算額) 1.1百万 米ドル 合計(概算額) 241.1百万 米ドル ※本株式取得においては、第三者評価機関を通じて必要なデューデリジェンスを実施しており、取得価額は適切であることを確認しております。 |
| (4) 異動後の所有株式数 | 1,017,605,244株 (議決権の数:1,017,605,244個) (議決権所有割合:100%) |
7.日程
| (1) 取締役会決議日 | 2026年5月19日 |
| (2) 契約締結日 | 2026年5月19日 |
| (3) 株式譲渡実行日 | 2026年6月15日(予定) |
8.今後の見通し
本株式取得に伴う当社連結業績への影響について、公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせします。
以 上
報道関係者の問い合わせ先
大須賀 陽一
TDK株式会社 広報グループ
デピュティ・ゼネラルマネージャー
+813 6778-1055
TDK.PR@tdk.com
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、エレクトロニクス業界のグローバルテクノロジー企業であり、イノベーションリーダーを目指しています。 ブランドアイデンティティの新しいタグライン「In Everything, Better」のもと、TDKは生活、産業、社会のあらゆる側面でより良い未来の実現を目指しています。90年にわたり、「創造によって文化、産業に貢献する」という社是に基づき、TDKは電子機器の中から世界の発展に貢献してきました。先駆的なフェライトや時代を象徴するカセットテープにはじまり、最先端の受動部品、センサ、バッテリーによってデジタル時代でつながる世界を支え、サステナブルな未来への道を切り拓いています。TDKのベンチャースピリットによって融合することにより、世界中の情熱的なチームメンバーが、私たち自身、お客様、パートナー、そして世界のためにより良いものを追求しています。TDKの最先端技術は、産業用途、エネルギーシステム、電気自動車からスマートフォンやゲーム機まで、あらゆるものに活用され、現代生活の中心にあります。
TDKの多様で最先端の製品ポートフォリオには、受動部品、センサおよびセンサシステム、電源、リチウムイオン電池や全固体電池、磁気ヘッド、AIおよびソフトウェアソリューションなどがあり、その多くが市場をリードしています。製品ブランドとしては、TDK、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambda、TDK SensEI、ATLがあります。現在、TDKはAIエコシステムを重要な市場と位置付け、自動車、ICT、産業機器分野におけるグローバルネットワークを活用し、幅広い分野で事業を拡大しています。2026年3月期の売上は約2兆5,000億円、従業員総数は全世界で約107,000人です。
