世界陸連とTDK、センシング技術でやり投げ競技の可視化に挑む、技術と情熱が導く未来の観戦体験へ
2025年6月5日
TDK株式会社(社長:齋藤 昇)は、東京2025世界陸上競技選手権大会のオフィシャルパートナーとして、ワールドアスレティックス(以下、世界陸連)と連携し、やり投げ競技の新たな魅力を引き出す技術コラボレーションを進めることを発表します。当社の強みであるセンサ技術を応用し、これまで見えていなかった情報を可視化することで、競技の魅力を更に向上させ、且つアスリートの技術向上にも貢献することを目指します。
TDKと世界陸連は1983年から42年に渡りパートナーシップを継続しています。この技術コラボレーションは「技術で陸上競技を進化させたい」という世界陸連とTDKの共通の想いから始まりました。この度、世界中で注目されているやり投げ競技にフォーカスし、TDKのセンシング技術でやりの様々な情報を可視化することで、新たな競技の魅力を観客に伝えたいと考えています。また、情報を可視化、数値化することでアスリートが自身のパフォーマンスをより深く理解することができ、競技における技術の向上に貢献することも期待されます。開発・実証実験を進め、2025年9月の世界陸上東京大会では、詳細な技術発表とともにプロトタイプをTDKブースにて展示予定です。
当社は1983年の第1回大会以来、世界陸上競技選手権大会を長年にわたりサポートしてきました。今回の東京2025世界陸上においても、男子競技でのゼッケンスポンサーやTDKサインボードの掲出、世界新記録プログラムへの協賛など、様々な形での協賛活動を実施予定です。
当社は、世界陸上への協賛と技術提供を通じて、限界に挑むアスリートを応援するとともに、次世代を担う若者たちをサポートすることで、より良い未来の実現に向けた挑戦を続けていきます。
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。 独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で社会の変革に貢献してまいります。
当社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池、ソフトウェアなどです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。
アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。2025年3月期の売上は約2兆2,050億円、従業員総数は全世界で約105,000人です。
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小池 | TDK株式会社 広報グループ |
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