サステナビリティ | 社会健康経営

基本的な考え方

TDKのチームメンバー(従業員)の健康は事業活動におけるすべてのクオリティに直結する重要課題と認識し、チームメンバーの健康管理、増進を積極的にサポートするために健康宣言を制定しました。
チームメンバーが心身ともに健康に働き続けることができるよう健康推進活動に取り組んでいます。

TDK健康宣言

TDKは、チームメンバー(従業員)全員で「クオリティ」の向上に取り組んでいます。クオリティとは製品のみならず、安全、働き方、法令遵守など全てにおいてのクオリティです。クオリティ向上への取り組みが、一人ひとりの成長につながり、その合計が会社の価値になると考えています。そして、全てのクオリティの向上は「人」=チームメンバーによってのみ実現可能であり、その前提として、チームメンバーの一人ひとりの心身のクオリティは最も重要な経営課題のひとつと認識しています。

TDK Unitedの多様なチームメンバーとその家族が心身ともにいきいきと健康クオリティを高め、仕事のみならず生活のクオリティも高めることで、サステナブルで健康な社会の実現に貢献していきたいと考えています。

健康宣言

TDK United のチームメンバーは、“ヘルスファースト”でクオリティの向上に取り組みます

2023年4月1日
代表取締役社長執行役員 齋藤 昇

※TDK Unitedとは、過去数十年においてM&Aや提携によって多種多様な歴史、文化、習慣を持ったチームメンバーと企業が集まったTDK独自の融合体を意味します。それぞれの個性がうまく融合していることがTDKの特長であり、強みです。

体制

人事担当役員を健康推進責任者とし、人財本部内に健康推進課を新設して健康推進活動に取り組んでいます。

健康推進担当役員:常務執行役員Andreas Keller

健康推進組織
健康推進組織

TDKでは、チームメンバーの健康管理、増進のため、定期健康診断の実施はもとより、事業所に産業医、保健師、看護師、歯科医(一部の事業所)を配置し、健康相談、歯科診療が日常的に受けられる環境を整えています。また、健康保険組合が開設している社外の電話健康相談窓口(24時間受付)でチームメンバーからの相談を受け付けています。
2018年度からは会社、健康保険組合、産業医、保健師、看護師、労働組合の関係者による健康管理事業推進委員会を発足させ、委員会にて各種健康推進活動を検討、実行に移し、健康推進活動を展開しています。

健康推進体制のフロー

健康推進体制のフロー

取り組み

戦略マップ

健康経営の推進にあたっては、健康経営で実現したい姿である、チームメンバーの健康クオリティの向上につながる健康課題を特定し、それらを解決するための具体的取り組みを整理した戦略マップを作成しています。

戦略マップ

主な健康推進活動
メンタルヘルス対策

身体の健康のみならず、近年、社会的関心が高まっている心の健康管理についても積極的に取り組んでいます。
特定の事業所での専門医によるメンタルヘルス相談窓口の設置や、従業員が気軽にカウンセリングを受けられる体制を整えるとともに、e-learningによるセミナーも開催しています。
また、職場復帰に取り組む従業員を最大限に支援するため、リハビリ勤務制度等を含む「職場復帰支援プログラム」を導入しています。
2016年度からは、従業員自身がストレスの程度を把握し、メンタルヘルス不調となることを未然に防止することを目的として、ストレスチェックを実施しています。ストレスチェックと各種研修を通して、ストレスとうまく向き合いながら従業員一人ひとりがいきいきと働ける健康クオリティの向上に取り組みます。

健康経営優良法人認定取得

TDKは、経済産業省と日本健康会議が実施している「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に2023年に認定されました。