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ソニー株式会社の新規格「オプティカルディスク・アーカイブ」への賛同と業務用光ディスク市場向けアイテム拡大

2012年4月16日

TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、ソニー株式会社が提唱する大容量光ディスクアーカイブシステム新規格「オプティカルディスク・アーカイブ」に賛同し、需要の拡大している業務用アーカイブシステム向けに、記録型光ディスクメディアのラインアップを強化します。
TDKは長年にわたり、記録メディア開発の先駆者として、常に規格化段階よりパートナー企業と密接な情報交換を行い、各記録フォーマットに最適な製品の開発を目指してきました。デジタルネットワークの発達に伴うクラウドコンピューティングの拡大によって、大規模データセンターなどのデータストレージシステムで扱うデータ量は一層膨大なものになっており、さらなる大容量、高速化、長期保存性が求められております。そのような市場環境の中、TDKはブルーレイディスク™、業務用テープをはじめ、様々な記録メディアを提供し業界をリードしてきました。

このたびTDKは、ソニー株式会社が提唱する「オプティカルディスク・アーカイブ」に賛同します。
このシステムは、コンパクトなカートリッジに12枚の光ディスクを内蔵し、一つの大容量ストレージとしてファイルベースでデータを扱います。カートリッジは、300GB~1.5TBの書換型(Re-writable)と追記型(WORM)を用意し、ユーザーニーズにきめ細かく対応予定です。

過去の膨大なテープメディアに保存された貴重な映像コンテンツを、最適な形態で記録型光ディスクにてアーカイブ化し、次世代へ引き継いでいきます。またコンテンツデータの検索等を容易に行い、二次、三次、四次利用の利便性を高め、コンテンツの有効活用をはかることが可能となります。大切な映像資産を後世に残すことの重要性が高まっており、このシステムで市場ニーズに対応していく所存です。

  • (注)ブルーレイディスク™、ブルーレイ™、および関連のロゴは、ブルーレイディスク アソシエーションの商標です。
TDK株式会社について

TDK株式会社(本社:東京)は、各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。
主な営業品目としては、各種受動部品をはじめ、HDDヘッドやマグネットなどの磁気応用製品、電源、そしてエナジーデバイスやフラッシュメモリ応用デバイス、FA関連機器等があります。アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、現在、情報通信機器、コンシューマー製品、自動車、産業電子機器の分野において、電子部品のリーディングカンパニーを目指しビジネスを展開しています。
2011年3月期の売上は約8,800億円で、従業員総数は全世界で約88,000人です。

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大須賀 TDK株式会社
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