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「TDK環境活動2020」の策定について

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−2020年度末に「カーボンニュートラル」を達成します−

2011年6月20日

TDK株式会社(社長:上釜健宏)は、この度、2020年度末までのTDKグループの環境活動に関する中長期計画「TDK環境活動2020」を策定しました。

当社では、TDKグループ全体の環境方針として、「環境基本理念」と「環境方針」からなる「TDK環境憲章」を制定しており、この「TDK環境憲章」を具現化するための環境基本計画も策定しております。この環境基本計画は5年ごとにそれまでの実績と今後の環境問題の動向を踏まえ、改定をすることとしております。この度、2006年4月に策定しました第二次環境基本計画「TDK環境活動2015」の良好な達成状況を踏まえて全面的に見直し、第三次環境基本計画「TDK環境活動2020」を策定しました。

「TDK環境活動2020」は、従来よりもさらに高いレベルの環境活動を目指します。本計画の要点としては、法規制への準拠やお客様、電子部品業界の要望・要求事項への対応だけでなく、「カーボンニュートラルの達成」という新たな目標を設定しました。TDKグループにおけるカーボンニュートラルとは、その生産活動での二酸化炭素(CO2)排出量と、TDK製品の使用による社会でのCO2削減量とをバランスさせることを意味します。TDKグループは、全世界の生産拠点での生産活動に伴うCO2排出量をできる限り少なくするとともに、環境負荷低減につながる製品の開発と供給を通してCO2削減貢献量をより多くし、2020年度末にはカーボンニュートラルを達成することを目指します。「カーボンニュートラルの達成」は社会動向を先取りしたコンセプトとして、電子部品業界では初めてとなる挑戦です。

具体的な考え方としては、「環境負荷量(事業所からの排出量)」と「環境貢献量(環境負荷低減につながる製品の創出やCO2を削減できる企業活動)」の二つの要素について、CO2排出量のバランスシートという観点で評価し、2020年にカーボンニュートラルの達成を目指します。

この目標達成により、TDKグループの企業活動そのものが一層高いレベルでの環境活動の実践につながり、より健全な地球環境を次世代に継承し、持続可能な発展に寄与することを目指していきたいと考えています。

 

以上

 
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