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米国預託証券(ADR)のニューヨーク証券取引所における上場廃止申請
および米国証券取引委員会(SEC)の登録廃止申請に関するお知らせ

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2009年4月7日

TDK株式会社(社長:上釜健宏)の取締役会は、本日、ニューヨーク証券取引所における当社の米国預託証券(以下「当社ADR」といいます。)の上場を自主的に廃止し、米国証券取引委員会(SEC)の登録廃止申請を行うことを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

 

  1. 上場廃止を申請する証券取引所
    ニューヨーク証券取引所
    (ご参考)上場を継続する証券取引所
         東京証券取引所、ロンドン証券取引所
  2. 上場廃止の理由
    当社は、事業展開のグローバル化や海外売上高の急伸に伴い、「資金調達」、「企業信用力およびブランド力の向上」、「投資家層の拡大」などのため、1982年6月にニューヨーク証券取引所に当社ADRを上場し、米国向け事業等の拡大を図ってまいりました。
    しかしながら、上場当初に掲げた目標は、現時点でほぼ達成できていること、米国での当社ADRの取引高は僅少であり、同証券取引所で上場を継続する経済的合理性が希薄となったことにより、上場廃止の申請を行うことを決定いたしました。
  3. 結財務諸表の会計基準について
    連結財務諸表については、過去の開示情報との比較可能性を確保し株主及び投資家を保護するという観点から、今後も米国会計基準を継続してまいります。
  4. 今後の見通し
    2009年4月7日に上場廃止の申請を行い、4月下旬を目処に上場廃止を完了する予定です。上場廃止後、当社は米国におけるADRプログラムを継続する予定です。また、当社は、本日時点では当社ADRを米国のいずれかの気配表示メディア(quotation medium)に登録するための手続を行っておりませんが、当社ADRは、上場廃止後、米国の店頭市場において取引される予定です。当社は、上場廃止後、当社ADRを米国の国法証券取引所に登録または上場する予定はありません。なお、当社普通株式は、東京証券取引所およびロンドン証券取引所での上場を継続いたします。
  5. 米国証券取引委員会(SEC)の登録廃止申請
    当社は、ニューヨーク証券取引所からの上場廃止後、米国証券取引委員会(SEC)に対し登録廃止申請を行い、年次報告書(Form 20-F)を含む米国証券取引所法に基づく開示義務を終了させる予定です。なお、当社は上場廃止後も当社ホームページ上にて、英文による財務諸表等の開示を継続実施してまいります。
  6. 米国預託証券(ADR)に関するお問い合わせ
    Citibank ADR Shareholder Services (toll free)
    Tel : 1-877-248-4237〔during normal business hours(08:30 AM - 6:00 PM, New York Time)〕

以上

本件に関するお問い合わせ

広報部  Tel. (03) 6778-1055