「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2020 」経済産業大臣賞の受賞について
2021年1月19日
TDK株式会社(社長:石黒 成直)は、一般社団法人 日本取締役協会(会長:宮内義彦氏)が実施する「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー®2020」において経済産業大臣賞を受賞しましたのでお知らせします。
本表彰は、政府による成長戦略の一つとして、日本企業の稼ぐ力を推し進めるため、コーポレート・ガバナンスを用いて、中長期的に健全な成長を遂げている企業を後押しする目的で、2015年度より実施されています。
今回TDKは、ガバナンスの根幹である社長・CEOの選任・後継者計画について、先進的な取組を行っていると認められる企業として評価されました。
具体的には、特に以下の点が評価されました。
1. 社長の指名・後継者計画に対する実効的な監督を行うべく、独立社外取締役が過半数を占める指名諮問委員会を設置し、同委員長には独立社外取締役が就任している。また、取締役会の第三者評価の対象に同委員会を含め、定期的に評価を行うなど第三者の視点も取り入れて議論の充実を図っている。更に、コーポレートガバナンス報告書や統合報告書等において、同委員会の活動状況や第三者評価の結果を開示するなど、社長の指名・後継者計画に関する透明性も高い。
2. 2016年に現社長を指名した際も、当時の指名諮問委員長を中心に、持続的な成長を実現できる適切な人物を選定するべく、同委員会メンバーや外部専門機関による複数回のインタビューを行い、社長候補者の適格性を客観的に判断しており、その後も実効的な業績評価が行われている。また、社長がリーダーシップを発揮し、幹部候補者を積極的に育成する中長期的なプログラムを立ち上げるなど、将来を見据えた後継者計画の作成が進められている。
3. 現社長就任後には、独立社外役員との意思疎通や情報共有を徹底しつつ、中長期的な視点に立ったグローバルな経営を行った結果、TSR(株主総利回り)が業界平均を上回るなど、高い業績を上げている。
TDKのコーポレート・ガバナンスの取り組みの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.jp.tdk.com/corp/ja/ir/tdk_management_policy/governance/index.htm
「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2020」の詳細は日本取締役協会HPをご覧ください。
https://www.jacd.jp/news/cgoy/210107_2020-5.html
TDKは、持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上を実現するために、今後もコーポレート・ガバナンスの充実に継続的に取り組んでまいります。
TDK株式会社について
TDK株式会社(本社:東京)は、スマート社会における電子デバイスソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。 独自の磁性素材技術をそのDNAとし、最先端の技術革新で未来を引き寄せ(Attracting Tomorrow)、社会の変革に貢献してまいります。
当社は各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、温度、圧力、磁気、MEMSセンサなどのセンサおよびセンサシステムがあります。さらに、磁気ヘッドや電源、二次電池などです。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。
アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、自動車、産業電子機器、コンシューマー製品、そして情報通信機器など幅広い分野においてビジネスを展開しています。2020年3月期の売上は約1兆3000億円で、従業員総数は全世界で約107,000人です。
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大須賀 | TDK株式会社 広報グループ |
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