TDKについて | 知的財産TDK知財ワークショップ
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【TDK知財ワークショップについて】
TDK株式会社 知的財産権センターでは、例年、知的財産に関心を持つ大学学部生、大学院生の就活生に向けて、知財ワークショップを開催しています。2024年9月に開催されたワークショップの様子をご紹介いたします。
【開催場所とスケジュール】
TDKテクニカルセンター / 2024年9月4日(水)-9月6日(金)
■1日目
・TDKグループ紹介・知的財産権センター業務紹介
・特許出願講義(特許出願の手続き概要)
・特許出願演習(発明技術説明書作成、個人ワーク・グループワーク、発表、解説)
■2日目
・テクノスタジオ見学
・就活生へのメッセージ(新入社員業務紹介、知財業界情報)
・IPランドスケープの取り組み紹介
・中間処理講義(特許庁の審査概要)
・中間処理演習(拒絶理由応答時の意見書・補正書作成、個人ワーク・グループワーク、発表、解説)
■3日目
・知的財産権センターGM講話「事業戦略とR&D戦略とに基づいた知財戦略の重要性」
・特許調査講義
・特許調査演習(特許調査チャレンジ、グループワーク、発表)
・知的財産権センター員との座談会
【ワークショップの概要】
ワークショップは、初日のTDKグループの会社紹介に始まり、実務に則した特許出願、中間処理、特許調査の座学・演習の他、小柴亮典 知的財産権センターGMによる「事業戦略とR&D戦略とに基づいた知財戦略の重要性」の講和、TDKの歴史と技術を紹介したテクノスタジオ見学、就活生へのメッセージ、知財業界で話題となっているIPランドスケープの紹介、座談会など多くのプログラムが盛り込まれました。
ワークショップ最終日の特許調査演習には、知的財産権センターGMが一緒に参加し、各グループの発表成果を讃えつつも、細かなアドバイスを提供し、知財業務の醍醐味を感じていただきました。
講義を受ける参加者
発表者にアドバイスする小柴亮典 知的財産権センターGM
【テクノスタジオの見学】
TDK創業当時の製品から最新製品・技術の説明に熱心に耳を傾ける参加学生たち。
【参加学生と社員との座談会】
ワークショップ最終日には、参加学生と知的財産権センター員との相互理解のため、座談会が設けられました。参加学生からは、知財部門における文系出身者の担当業務、女性社員の働き方、技術知識の習得方法、海外勤務メンバーの役割、海外も含めた希望勤務地の通り易さ、弁理士資格の必要性、TDKで求められる英語力、知財メンバーの一日のスケジュールなど様々な質問が寄せられ、ワークショップ終了後も多くの学生が質問のために残るほどでした。
【ワークショップ参加大学】
今回のワークショップ参加者の在籍大学所在地は、北は秋田県、南は宮崎県までと、国内の各都道府県に及んでおります。また、ワークショップへは、将来、知的財産関連の仕事に携わってみたいという意欲的な学生が集まったこともあり、3日間のプログラム全てに精力的に取り組んでいた様子が印象的でした。
※ご参考:図1 参加者の在籍大学所在地、図2 ワークショップ参加理由
図1 参加者の在籍大学所在地
図2 ワークショップ参加理由
《座談会で学生が社員に質問する様子》