Professionals
Interview

グループの連結決算を担当。
プロジェクトメンバーとして、
IFRSへの移行にも携わる
下條 倫歩 Riho Shimojo
商学部マーケティング専攻
2018年度入社 / 本社勤務

私がTDKを
選んだ理由
Reason
就職活動では、メーカーを軸に企業研究をスタートしました。「いい製品づくりは、いいパーツが揃ってこそ」と考えていたので、早くから電子部品業界に注目。数あるメーカーのなかから最終的に当社を選んだ理由は、グローバルに活躍できる会社だったからです。また、説明会や面接を通して出会った社員たちの気さくな人柄も、入社を決める大きなポイントでした。こちらが緊張しないよう気遣ってくれたおかげで、自然体で話すことができたのが印象に残っています。

私の仕事 My work
私が所属する連結経理部の役割は、約140社の子会社のデータを取りまとめ、TDKグループとして業績を外部に開示すること。入社以来、連結決算を担当しており、最近では短信・四半期報告書・有価証券報告書といった開示書類の作成も任されています。決算時期には会計処理に関する各種質問や相談が子会社から届きます。それらに対応するのも仕事のひとつです。多くの国や地域の方々と協力しながら、グループ一丸となって連結決算をまとめていけるのが醍醐味。自分たちが取りまとめた連結業績が、経営層や投資家の判断材料として使われるのもやりがいです。

私のチャレンジ My challenge
大きな成長につながったのは、会計基準を米国会計基準からIFRS(国際財務報告基準)へと移行するプロジェクト。監査法人やコンサルタントとの論点整理から始まり、ITチームと連携してシステムを改修し、子会社への教育、開示書類の作成まで、幅広い経験を積むことができました。会計の知識だけでなく、プロジェクトを動かすうえでの業務の進め方やリスク管理などのノウハウを身につけられたのが大きな収穫。3年間にわたるビッグプロジェクトでしたが、若手のうちからスケールの大きな仕事に携わることができた、忘れられない経験です。

私の目標 My Goal
IFRSへの移行によって情報の開示量が大幅に増加したため、経理の現場では効率化が求められています。今後の目標は、決算手続きをよりスムーズに行えるよう、業務改善を行っていくこと。すでに、ロボット技術の導入も進めているところです。海外の子会社に飛び込んで、予算や実績を管理・分析し、数字という側面から事業をフォローするような仕事も経験してみたい。どんな場所でも高いパフォーマンスを発揮できる人材へと成長し、国内外の多くのメンバーから「一緒に働きたい」と思ってもらえるような存在を目指しています。
Off-time
オフタイムの
過ごし方
仕事のことは忘れて、友人と美味しいものを食べたり、パーソナルジムで汗を流したり、フラワーアレンジメントの習いごとに通ったりしています。コロナ禍前は、長期休暇を利用して海外旅行にもよく行っていました。