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「磁石と電気の”力”が見える?電磁誘導に挑戦〜てれみん実験ショー〜」レポート

2023年10月14日


「磁石と電気の”力”が見える?電磁誘導に挑戦〜てれみん実験ショー〜」レポート

「てれみんサイエンスショー」をTDK歴史みらい館で開催

TDK歴史みらい館は2023年10月14日(土)「HELLO!TEREMIN(ハロー!てれみん)」の博士を招き、「てれみんサイエンスショー」を開催しました。

不思議な磁石と電気のサイエンスショー

TDK 歴史みらい館がおくるオウンドメディア「HELLO ! TEREMIN(ハロー! てれみん)」にて、毎回楽しい実験をお届けしている、“あの博士”が、にかほ市に来てくれました。

手作りの道具を使って静電気を起こす実験や、アルミを磁石に変える実験など不思議な磁石と電気の実験ショーを皆さんに楽しんでいただきました。

ガウス加速器を使った実験では、ネオジム磁石の強力な磁力を利用して、鉄球を勢いよく打ち出す実験をみることができました。また、鉄球をビーズ玉に変えると、さらに速く打ち出されるという様子をみて、それはなぜなのか、一緒に考えてみました。
他にも磁石、銅線、豆電球を用いて磁石の力で電気を作る実験(電磁誘導実験)を行いました。銅線をグルグルまいた「コイル」の近くで磁石を動かし、実際に電気が生まれる様子を、テスターで測って見せたり、同じ構造を応用した「手製手回し発電機」で、発電量を比較したりしました。この電磁誘導を活用した仕組みは、秋田にもたくさんある風力発電機に活用されています。(風力発電は、手回し発電機を大きくしたような構造で、手の代わりに風に回してもらっているのですね。)
また、最後は、静電気を発生させて、体感する驚き実験を皆さんに楽しんでいただきました。

博士の実験をサポート

当日、急に来られなくなってしまった助手の代わりに、参加していただいた皆さんに、実験のサポートをしていただきました。
皆さんのご協力により楽しく実験を進めることができました。
ありがとうございました。

HELLO! TEREMIN もぜひみてね!

普段はインターネットの世界でいろんな実験をしている「 HELLO!TEREMIN(ハロー!てれみん)」の博士と助手。WEBサイトでは『てれみんズ』という家族を通して、理科の不思議さや楽しさを紹介しています。理科が好きな人にも苦手な人にも、理科の楽しさを知ってもらえるサイトとして、できるだけわかりやすく、漫画や、イラスト・動画を使って説明しています。
酸化を題材にした「#12花火もパーマも酸素のおかげ?」や、「#10電流ってなに?」「#04エネルギーってどこにいくの?」など、身近な疑問に答える記事がいっぱいありますよ。
また、夏休み、冬休みの時期には、博士と助手の実験動画も色々なテーマでお届けしています。今回のサイエンスショーのテーマである磁石と電気を使用した実験回、「#30くるくるモータ実験~電気を動きに換えるモータのお話~」、「#18ゆらゆら科学実験!」もこちらで見られますので、ぜひ覗いてみてくださいね!

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